梁志芹さんは毒物を注射されて衰弱、危篤状態に陥る(写真)
(明慧日本)中国唐山市の鉄鋼会社を定年退職した梁志芹さん(58)は、かつて多くの持病を患っていたが、法輪功を修煉して半年ほどで治った。
法輪功が弾圧されてから、梁さんは北京へ数回、法輪功が迫害されている真相を伝えに行ったり中央政府に法輪功の素晴らしさを書いた手紙を送ったりした。梁さんは、1999年9月21日に中南海へ陳情書を出したことで連行された。22日に唐山公安局路北分局に唐山第一拘留場へ送られ、2年の懲役刑を受けて開平労働教養所へ移送された。この間、唐山市安康病院で死人ベッドに縛りつけられて毒物の注射をされたうえ、労働教養所でスタンガンによる電撃、殴打、厳寒に外で吊り上げられるなどの迫害を嘗め尽くした。その後、会社から13ヶ月分の給料が支払われず、毒物や電撃による蹂躙などで精神と肉体がぼろぼろになった。現在、極度に衰弱した梁さんの体は痩せこけて、何度も危篤状態に陥った。
2000年秋、梁さんは数人の法輪功修煉者とともに唐山市安康病院へ連行された。連行された者は毒物の注射を受けたが、梁さんは2回も注射されたため、症状が最もひどかった。
1回目の注射でまずめまいを感じて心臓が麻痺するほどの体験をした。「真夜中、突然に心臓の激痛で目が覚めた。意識がもうろうとする中で、痛みに耐えてうめきながら寝ることもできず、隣にいた精神病患者は加害者が私に加えている暴行を見て悲惨な叫び声を出したなどの場面が頭をよぎった。毒物の後遺症は一度発作をおこすと、ただちに心臓が停止するかのような症状が表れ、必死に苦しさから抜け出ようとするほど心臓がますますきつく引き締められ、天地が転倒する幻像を目にし、舌が硬直した」とその時のことを訴えた。
梁さんが毒物注射を受けて1ヶ月ほどして、死んだようにずっと昏睡したことが3回もあった。その時、目と口は開いたままで小便も失禁した。それは人が死ぬ直前の現象で、措置を取らないと、死ぬ可能性が高いという。また、毒物の作用で血液循環が悪く四肢が冷たく、暖かくならなかった。このような苦しみが、ずっと半年も続いた。
ほかにも多くの法輪功修煉者は毒物の注射で多様な症状を訴えた。例えば、心臓が悪くなり、つかまれたように苦しく、舌が硬直して、まっすぐに歩けず転倒し、精神状態が不安定で、行動がおかしくなった。目はずっと一点を直視し、記憶力が衰退し、心理障害が起きるなどである。しかし、これらの原因を作りだした警官・モ淑君は第一拘留場の副所長に就任し、もっぱら法輪功修煉者を迫害する指揮を命じられた。
| 毒針、電撃を受ける前後の梁志琴さん |
2000年末、梁さんは労働教養所でずっとスタンガンによる電撃を受けてきた。法輪功修煉者をひどく迫害している警官の王建忠は、警官の王学礼と6人の警官に、梁さんらに電撃ショックを加えるように命じた。その中で最も残忍な王学礼は、ほかの法輪功修煉者を電撃ショックで倒し、梁さんの後頭部、首の中枢神経などを電撃した。梁さんの傷つけられた箇所は腫れたり脹らんだりし、行動も鈍くなった。
2001年9月、梁さんは釈放されても、毒物の後遺症が消えることはなく、生活に大きな支障をもたらした。2003年以降、心臓、肝臓、脾臓、胃腸などが針に刺されたように痛むようになった。さらに、1日中目が開いたまま眠れず、呼吸困難と精神の恍惚した状態が現れ、大脳の酸素が足りないのかひどい嘔吐をした。現在、梁さんは65キロの体重から30キロまで落ち、めまいが頻繁に起きて転倒も多発し、生活が自立不能になった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年12月10日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/11/22/213048.html)
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