■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/12/11/mh124972.html 



歓喜心を人を救う心に変える

文/蓮子

(明慧日本)スペインの国家法廷が江沢民への告発について審理入りしたニュースが広がるにつれて、同修の間にも強烈な反響を引き起こしました。ある同修は人々に伝え、ある同修は喜んで興奮しています。これらの行動自体は、隠されている歓喜心、迫害を受けたくなく早く終わらせて焦っている心、恐怖心などの表れだと思います。また、修煉の良くできていない部分の表れでもあります。

 中共の滅亡は天に定められたので、大法弟子と世人を迫害している邪悪な首魁が裁判を受けるのも必然なことです。ずっと中共の暴政と迫害に強いられた人々にとって、このニュースはもちろん良いことで、喜ばしいですが、十数年の修煉を経てきた大法弟子にとって、この結果が分かっている上、なぜ喜んで落ち着かないのでしょうか。しかも世間のすべては偶然ではなく、天象の変化によって現れたことです。実は、これも師父が正法の中に按排されたものであり、すべて掌握されているものです。ただ、我々弟子としてしっかりとできなくて、師父の正法を終わらせる時間を延ばしただけです。

 内に向かって探せば、この迫害は5年前にも終わるべきで、これらの現象もずっと前から現れるべきです。自分達がしっかりできず、人心を持って、人間の考え、認識、観念を抱いて正法の中の物事に対処したため、たくさんのことが良い方向へ進まなくなり、深刻な教訓を残しました。例えば、十六回全国代表大会、世界人権大会、北京オリンピックなどなど。

 『転法輪』の中で、羅漢まで修め、歓喜心と恐怖心が生じたため落ちて来た物語を教えていただきました。大法弟子の修煉の目標は羅漢よりはるかに高く、もっと心が動じずに落ち着いた心で対処すべきです。特に現在、私たちは「衆生を救い済度することは何よりも重要なことです」(『米国中部法会へ』)ですから変わらず三つのことを行い、新型インフルエンザや、臓器狩り、スペインの江沢民訴訟案、天災などをもって衆生を済度するきっかけにして、歓喜心を人を救いたいという心に変え、たくさんの人を救い済度することこそ、我々がやるべきことです。

 2009年12月11日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/12/4/213778.html

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