■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/12/13/mh140397.html 



オーストラリアで集会 10年にわたる中共の迫害停止を呼びかける(写真)

(明慧日本)オーストラリアの一部の州と市から集まった法輪功修煉者は2009年11月25日正午、国会前で大規模な集会を開いた。10年にわたって、中国共産党による残酷な拷問など迫害が行われてきたことに対して、即刻停止させようと再び各界に協力を呼びかけた。
オーストラリアの法輪功修煉者が国会前で集会、中共による迫害の停止を呼びかける
法輪功の真相を知る民衆

 《オーストラリア政府に対し、迫害の首謀者・江沢民らを法で裁き、迫害を止めさせるよう呼びかける》

 元清華大学の法輪功修煉者・李明さんはこの集会で自分が労働教養所で受けた迫害について発表した。収容所内の全ての法輪功修煉者が採血されている現場を、彼女は目撃した。その結果は公表されなかったが、他の収容者に対してはこのような事はなされなかった。彼女が知っている法輪功の修煉者のうち6人が死亡し、9人が強制労働させられた。彼女は自由になった後、始めて採血の目的を知った。これは当局が、法輪功修練者から生きたまま臓器を摘出するためだった。彼女はオーストラリア政府に対してこの悲惨な事実を知り、迫害を止めさせるよう呼びかけた。

 北京の元エンジニアである法輪功修煉者、岳昌智さん(70)は集会で次のように述べた。「10年にわたる迫害の元凶・江沢民は、修煉者に対して名誉を汚し、経済を破綻させ、肉体を消滅させる政策を実施している。私自身の経験が最も有力な証拠である。私は法輪功の無実を知らしめようとしたために2度も逮捕され、4回も拘束された。ひどい拷問を受け、何度も死にそうになった」

 また、ニューサウスウェールズ州高等裁判所に江沢民を訴えている画家の章翠英さんは、集会で「江沢民を始めとする中国共産党は、法輪功に対する迫害を10年以上も続けており、中国国民や人類社会にかつてない災難を与えている。オーストラリア政府もスペインのように正義にもとずき、この人権犯罪者に外交免除権を与えないようにしてほしい。必ず江沢民を犯罪者として、法のもとで裁くべき」と述べた。

 《集会で中国共産党による迫害の証拠を暴く》
アムネスティ・インターナショナル・キャンベラ代表John Greenwellさんが集会で発言

 アムネスティ・インターナショナル・キャンベラ代表John Greenwellさんは、「我々がここに来たのは迫害を受けた人達の苦痛を発表するためだ。そして、その事がどうして行われたかという事を知りたいからだ」と話した。「法輪功修煉者が社会の公共秩序を乱したなどと共産党は言っているが、そんな事は全くなく、ただ信仰しているだけだ。法輪功は『真・善・忍』に従い、座禅をして修煉する、それだけだ。中国共産党はなぜ法輪功を迫害するのか。その最も大きな理由は、1992年から90年代末までに法輪功を学ぶ修煉者は7000万人だと政府は推定し、異なる考えや信仰を取り除くためだ」と紹介し、John Greenwellさんはこの10年間にわたる迫害の数々と数字を列挙した。

 その後、主催者は全員起立して、共産党に迫害され死亡した法輪功修煉者のために、1分間の黙悼をすることを提案した。集会前後、和やかな5セットの法輪功の功法が実演され、国会前では拷問の実演による活動が行われた。また、通行人に資料を配ったり、国会に出入りする議員に迫害の真相を伝えた。

 《法律は公正で、正義の味方だと信じている》
ニューサウスウェールズ州・法輪大法仏学会のスポークスマンJohn Dellerさんが集会で発言

 ニューサウスウェールズ州・法輪大法仏学会のスポークスマンJohn Dellerさんは次のように指摘した。「中国では1999年以来、十年にわたって『真・善・忍』を修煉する法輪功修煉者だけでなく、正義のため法輪功の無実を訴える人々までが迫害されている」

 Johnさんは「最近、スペインの裁判所で『ジェノサイド』及び『拷問罪』で江沢民・羅幹・薄熙來・賈慶林・吳官正ら5人が法輪功迫害の元凶として告訴され、審理入りした。我々オーストラリアも江沢民を告訴している。江沢民らに外交免除権を与えないよう、政府に呼びかける。我々は法律が公正で、正義の味方だと信じている」と強調した。

 当日、最近出版された『血まみれの臓器狩り』の著者の1人で、カナダの国際人権弁護士デービッド・マタス(David Matas)さんは、同時にオーストラリア国会において、「中国の経済的発展とオーストラリアへの影響」というテーマでフォーラムを開いた。

 2009年12月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/27/213373.html

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