■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/12/13/mh145221.html 



世界人権デー:中国領事館前で法輪功修煉者が請願活動(写真)

(明慧日本)世界人権デーの2009年12月10日、ドイツ・ミュンヘンの中国領事館前で、法輪功修煉者は迫害停止を求める請願活動を行った。「法輪大法は素晴らしい」、「中国共産党は法輪功修煉者の生体臓器売買を直ちに停止せよ」の横断幕を掲げた。また、法輪功修煉者と中国の民衆に対する、中国共産党の迫害停止を求めるスローガンも掲げ、中共の暴挙を暴いた。法輪功修煉者は冷たい雨の中で、午前10時から午後5時半まで無声の抗議を続け、その前を通る民衆を感動させた。民衆は立ち止まり、自主的に署名をし、法輪功に声援を送った。

雨の中、中国領事館前で請願活動を行う法輪功修煉者

 法輪功修煉者の請願活動はすでに10年以上続いている。10年前、江沢民をはじめとする中国共産党は、法輪功への迫害を始めた。現在、明慧ネットに確認されただけで、法輪功修煉者は迫害によりすでに3,336人が虐殺された。その他にも、無数の家庭が破壊され、無数の法輪功修煉者が路頭に迷う身になり、不法に精神病院や労働教養所に監禁された。また洗脳を強いられており、無数の修煉者が行方不明になり、甚だしくは法輪功修煉者の生体から臓器を摘出して売買し、金儲けをするにまで至っている。

 病院に勤めているHans Duesberg氏は、中国領事館前を自転車で通ったところ、今回の法輪功修煉者の活動を見て、状況を尋ねた。その後すぐに署名をして、中共による迫害を直ちに停止させるよう求めた。彼はこのような暴行は必ず制止しなければならないことであり、中国共産党の人権問題については新聞で読んだことがあると話した。

 中国領事館の周辺住民は法輪功の団体を理解している。近くに住んでいる画家のライトナーさん(Leitener)夫妻は、法輪功修煉者が数年来ずっと中国領事館の前で無声の抗議をしているのを見て、非常に平和的で穏やかだと感じ、署名をして、中国共産党の法輪功に対する迫害を厳しく非難した。ライトナーさんは「私達の生活は比較的控えめで、普段は自ら面倒なことは招かないように気を付けています。しかし、今日私達は法輪功のために署名しました。もしこれらが真実なら、今だかつてない罪悪だと思うからです」と話した。ライトナーさんは法輪功修煉者に好運がおとずれることを望んだ。

 この日、ミュンヘン市中心部で他の団体も中国共産党が人権を蹂躙することに対しての抗議活動が行われていた。記者はその団体を取材し、スペイン全国管区裁判所で「ジェノサイド(集団虐殺罪)」と「拷問罪」を犯したとして、中国前国家主席・江沢民を含む中共政権の高官5人への告発を審理入りしたことについての見解を聞いた。

世界ウイグル会議の事務局長ドルクン・エイサさん(Dolkun Isa)

 世界ウイグル会議の事務局長ドルクン・エイサ(Dolkun Isa)さんは「これはとても素晴らしい進展だと思います。江沢民らは無実の人々を多数殺害しました。中共はウイグル人を迫害しただけではなく、また法輪功修煉者も迫害しています。江沢民らはそれに対して責任を負わなければなりません。スペイン法廷は江沢民らに対しての告発を審理入りしたことは、とても素晴らしい進展だと思います」と述べた。

 国際人権組織のミュンヘン支部のトンゲルスさん(Dongels)は「今はずっとこのニュースを追っています。スペイン法廷が国際犯罪人に対して海外まで追跡することは、中共に対して大きな圧力になると思います。人権を迫害するそれらの人が国際社会で、他の国でも制裁することができることを私達は祈ります。中国で監禁されている人々が耐えている苦しみは、私達には想像もつかないと思います。これらの迫害は未だかつてなかった罪悪なので、私達は必ず立ち上がらなければなりません」と述べた。

 2009年12月13日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/12/11/214256.html

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