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フィンランドの民衆「あなた達を助けたい」（写真）

（明慧日本）世界人権デーの2009年12月10日、フィンランドの法輪功修煉者たちは首都ヘルシンキ、北部のロヴァニエミで迫害制止を呼びかける活動を行い、中国共産党の法輪功に対する残酷な迫害事実を暴いた。世界がともに迫害を制止することを呼びかけると同時に、キャンドルライト追悼会を行い、迫害により死に至った法輪功修煉者に哀悼を捧げた。

修煉者を取材する女子学生記者

人々は立ち止まり、静かに座っている法輪功修煉者と横断幕、スローガンを見る

署名をして法輪功を支持し、迫害停止を求める人々

法輪功修煉者を取材するテレビ局の実習記者

寒中に座って亡くなった同修を追悼する修煉者

　冬のヘルシンキは午後4時になると暗くなる。法輪功修煉者は駅の広場で大きな横断幕を掲げて、100本のキャンドルに火をつけた。小雪降る冷たい風の中で、法輪功修煉者達は胸の前に、迫害されて死に至った修煉者の写真を持ち、キャンドルの光の前に静かに座り、哀悼を捧げた。中国大陸で法輪功修煉者は残酷な迫害を受けており、確認されただけでもすでに3336人の法輪功修煉者が迫害により死に至っている。スローガンの生々しい写真は、人々に事実を伝えていた。

　その日、通行人はとても多かった。多くの人は横断幕とキャンドルの光を見て、次から次へと立ち止まって真相を尋ねた。修煉者から資料を受け取って真剣に読む人、静かに座っている修煉者を見ている人、修煉者に尋ねる人、カメラでその場面を撮る人など、多くの人が真相を知るようになった。

　数年来、修煉者たちは根気よく活動を行い、ヘルシンキの多くの民衆は法輪功が迫害されている真相を知り、中国共産党の卑劣な本質が分かるようになった。ある男性は「私はあなた達がここで行っている活動を数年間ずっと見てきました。全世界が皆あなた達の味方になって、この迫害を停止すべきです」と言い、ある女性は2人の子供を連れて歩きながら、中国で起きている法輪功修煉者への残酷な迫害を子供に話して聞かせ、同時に人権問題は全世界の全ての人が重視すべき大事なことだと教えていた。　

　あるラジオ放送局の記者は取材の途中、修煉者たちの厳粛な活動に感動し、その場で取材計画を変え、法輪功修煉者の取材を行った。彼女はこの活動と法輪功が受けている迫害の真相を、ラジオ放送を通じて民衆に伝えると話した。　

　他の女子学生記者は活動現場を通るとき、資料を配る修煉者に出会い、すぐに取材を始めた。彼女はたぃさんの写真を撮り、法輪功修煉者達が人権デーにキャンドルを灯し、徹夜で活動を行っていることを報道すると話した。

金さんはスローガンを掲げて真相を説明し、署名を求める

　同じ日に、北部のフィンランドの法輪功修煉者・金さんはロバニエミのSAMPOKESKUSショッピングセンター前で、スローガンを掲げて台を置き、中国本土で不法に監禁され迫害を受けている法輪功修煉者の救援を求めて署名を集め、迫害制止を呼びかけた。

　北欧の若者PULKKINENさんは「SOS緊急救援」の横断幕を見て、立ち止まって金さんに尋ねた。金さんは自分の母は信仰を放棄せず、法輪功の修煉を続けために、幾度も家財を差し押さえられ、拘束され、8年の懲役を下され、今は行方不明になっていると若者に伝えた。HEIKKIさんはこれを聞いて驚き、しばらくは何も言わず立っていた。それから、また金さんにさらに多くの状況を尋ねた。若者は金さんに「お母さんが早く自由になることを希望し、金さんに福が訪れることを祈ります」と言った。

　現地のメディアは金さん一家のことを報道し、多くの民衆が金さんの境遇に関心を寄せていると話した。あるキリスト教徒は、金さんの夫に「中国共産党の独裁・暴行は知っています。中共は民衆の信仰の自由をまったく許しません。私は法輪功を支持します」と話し、署名した。

　世界人権デーに、ヘルシンキとロヴァニエミ両地区で行われた活動の中で、法輪功が受けている迫害の真相を知った後、フィンランドの多くの民衆が「あなた達を助けたい、私達には何ができますか？」と聞いた。

　 2009年12月15日

（中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/13/214337.html）