■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/12/15/mh170060.html 



デービッド・キルガー氏、フランス国会で中共の臓器狩りを暴く(写真)

(明慧日本)カナダ元国会議員のデービッド・キルガー氏は2009年12月3日、フランス国会で新書『血まみれの臓器狩り』の発表会を開催した。「法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)」、フランス国会議員、前国務秘書Francoise Hostalier氏主催によるもの。キルガー氏は、フランスの議員に対し、カナダ同様に議会で「法輪功の友」を設立し、中共による法輪功修煉者への迫害を制止するように協力を求めた。フランス臓器移植界の重鎮たちも出席し、新書の信憑性が高いことを証明し、発表会の重要性を強調した。

デービッド・キルガー氏

 デービッド・キルガー氏は新書『血まみれの臓器狩り』で、調査によって新たに確認された証拠を発表した。現在、中国大陸の死刑囚は減ったものの、臓器移植手術の数は死刑囚の数を超えていることから、主に法輪功修煉者がいまだに殺害され、臓器を取られていると考えられると話す。

ジャーナリスト・呉葆璋氏

 呉葆璋氏は「中国は立法・行政・司法の三権を一つにした政権である。死刑囚の臓器だけではすでに需要に応じることができず、法輪功修煉者で充てられている」、「政治利益で世界が沈黙したことは根本から間違っている。人道を重んじる人は特にそう思うだろう」と話した。

フランスの医師Francis Navarro氏

 フランスの臓器移植医Francis Navarro氏は、中国での生体臓器売買の実態を知り、人道に反し倫理を破壊する行為と批判、中国でのオペ・シミュレーションを断わり、自発的に事件を調査してきた。その結果と新書に書かれた内容とは一致することが判明したという。同氏は、新書が国民議会に重視されることが非常に重要で、フランス当局とヨーロッパ社会にも知らせなけれならないと述べた。

フランス医学科学院倫理委員会議長Yves Chapuis氏

 Yves氏は「中国の臓器売買事件は重大な倫理問題に面しており、厳正に注意しなければならない」と話した。

 発表会に出席したJean-Marie議員は「生体からの臓器狩りは最も許しがたい人権への犯罪」と批判した。キルガー氏は「フランスの議員はカナダの議員と同様に『法輪功の友』を設立し、中共による法輪功修煉者への迫害を制止し、不法な臓器移植売買を制裁する法律を制定してほしい」と呼びかけた。

 発表会はメディア数社、アムネスティ・インターナショナル、世界死刑廃止連盟などの人権組織が参加した。

  2009年12月15日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/12/10/214160.html

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