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執着を放下し、勇猛精進する(四)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)

 全体で協力し合って同修を救援する

 7.20以降、私たちは学法グループを作りました。いかに邪悪がはびこっていても、集団での学法をやめたことはありません。法を正す進展が前へ進むにつれ、大きな資料拠点では『九評』を作り、学法グループの同修は互いに協力し合って、『九評』を製本しました。小型資料拠点が作られてから、学法グループの同修は小冊子、CD、写真、お守りなどの作成に参加しました。普段は同修の間で心性のトラブルも起きましたが、自分が心性の関を乗り越えられないからと大法の仕事を遅らせるようなことはありませんでした。皆いろいろな方式で衆生を救い済度しました。

 2008年後半、私たちの学法グループの1人の同修が強制連行されました。その同修が不法に監禁された後、同修を救援するために、学法グループではこのことについて、一度交流しました。同修は不法に監禁されている、同修に対する迫害は私たちに対する迫害に等しい、と交流しました。同修が再び法を正す進展に追いつき、さらに多くの衆生を救い済度することができるように、一部の同修は彼の家族を訪ねて、監禁されている部門に同修の釈放を求めるよう呼びかけました。同時に私たちは、他の大法の仕事を遅らせないという前提で、歩いているとき、食事をしているとき、家事をしているときなど、学法をしているとき以外は、絶えず同修のために正念を発しようと決めました。彼に対する迫害に参加したすべての邪悪な生命と要素を取り除き、彼の正念を加持し、同修が正々堂々と魔窟から抜け出し、さらに多くの衆生を救い済度させるようにという正念を発しました。

 邪悪が同修を含めた4人の大法弟子に対して裁判を開廷するという話を聞いたとき、学法グループではこのことに対して近距離で発正念することにしました。同修の故郷は私たちのところから100キロほど離れていたので、近距離で発正念することは少し難しかったのです。しかし、このことを聞いた同修たちは、70歳以上の同修をはじめ、家庭に老人や子供のいる若い同修まで皆このことに参加するため、事前に家庭のことをきちんと按配しておきました。開廷当日、多くの同修が一日中、裁判所から近距離の場所で発正念をして、力強く邪悪な生命と要素を根絶しました。同修は法廷で自分自身で弁護をし、邪悪を震わせました。最終的に同修は無罪放免となりました。他の3人の同修は重刑を言い渡されました。同修は救われましたが、私たちも自分たちの不足を目にしました。自分たちの学法グループの同修には念入りに発正念しましたが、面識のない同修に対してはそれほど念入りに発正念ができませんでした。これは私たちが修めるべき執着です。

 次元に限りがあり、足りないところについては、同修の慈悲なる叱正をお願いします。

 (完)

 2009年12月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/2/212033.html

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