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重慶市:況欣栄さんは4度目の強制連行 弁護士も裁判所に妨害される

(明慧日本)重慶市江津の法輪功修煉者・況欣栄さんは1999年7.20の後、法輪功の修煉を続けたという理由だけで、計4回も西山坪労働教養所に拘禁され、様々な拷問を受けた。今年9月2日、釈放されたばかりの況さんは妻と共に再び警官に強制連行された。

 況さんの案件を受理しているのは江津裁判所である。江津政法委の万鳳華の指示により、裁判所は憲法に違反して、況さんの代理人弁護士の介入を阻止し、弁護権利を奪った。

 況欣栄さん(46歳男性)は重慶市江津徳感鎮に在住。1999年9月、北京へ陳情に行ったため2年の労働教養を強いられ西山坪労働教養所に入れられた。況さんは労働教養所でひどく暴行され、拷問具を用いられ、独房に入れられた。刑期満了後、また洗脳班に1年以上強制的に洗脳教育を受けた。洗脳班でも同じく暴行に遭い、虐待を受けた後、再び西山坪教養所に戻され、2005年1月にやっと釈放された。

 家に帰った況さんは「610弁公室」のメンバーに監視され、嫌がらせを受けた。2005年10月10日、況さんは買い物から帰る途中で連行され、40日洗脳班に拘禁された。2006年10月、況さんはまた強制連行され、11月1日、西山坪教養所に入れられた。これで3回目となった

 2009年9月2日、釈放されたばかりの況さんは、妻と共に再び強制連行された。妻の腹に大きなこぶができ、生命の危機に直面した。当局は責任を追及されることを恐れ、妻を釈放したが、況さんは裁判所に起訴された。

 12月7日、代理人を依頼された北京の弁護士が案件の調査中、当局に嫌がらせをされ、況さんとの面会および代理人として訴訟に介入することも禁止された。現在、弁護士は当事者の弁護権利を奪われたことを関係部門に報告したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年12月20日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/12/18/214645.html

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