■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/12/22/mh243620.html 



同修の逝去から修煉の厳粛性を見る(一)

文/中国の大法弟子

(明慧日本)この間、わが市では数名の同修に病業の状態が現れ、そのうちの2人はすでに逝去しました。逝去したうち、1人はかつて地区の協調人を務めていたので、彼女の逝去は現地である程度の影響を及びました。いままで各地の同修の交流文章を読むと、他の地区でも同じ状況が多発しており、師父の正法に随って行うことに損失を招き、しかも大法弟子と常人の心を揺るがしました。ひいてはマイナスの影響をもたらしましたので、この件について私たちは十分重視し、考えなければなりません。

 心を静めて考えると、亡くなった同修にも全体にも多くの問題が存在していました。A同修は1994年に法輪功の修煉を始め、師父自ら開催された講習会にも参加したことのある古い学習者です。1999年7.20以前に地方の責任者であって、煉功場の設立にも参加し、大法を広めるために大きな貢献をしました。1999年に迫害が始まった後、迫害と圧力に直面し、彼女はそれらを正しく認識することができず、自ら邪悪な洗脳班に参加したのです。しばらくの間、自分をしっかり制御することができず、「学習者に労働教養をされない、判決を言い渡されないために」という理由で、一部の学習者に偽りの転向をするように導き、多くのマイナス影響をもたらしました。その後、間違いが分かり、自分の言った言葉は誤っていたとの声明を発表しましたが、なんといっても間違った道を歩みました。しかも、彼女は地区の協調人だったため、及ぼした影響はわりに大きかったのです。一部の新しい学習者と学法が深くできてない学習者はなんとなく彼女をまね、彼女について行こうという考えをもっていました。他地区の協調人も彼女と連絡する中で、少なかれ大かれ問題が起きました。彼女本人は自分自身を重要人物とみなしていました。彼女は恐れる心も大きく、他の同修が師父の新しい経文と資料を用意してくれても、敢えて取りに行かない状態であったため、当時、現地の大法の仕事に大きな遅れをもたらしました。

 A同修はその後、引き続き学法し、煉功しましたが、ずっと精進することができず、以前もたらしたマイナス影響について全力を尽くして補うことができず、法を実証することにもほとんど参加しませんでした。しかも個人修煉において、内に向けて探すことを重んぜず、家庭内の関もずっと乗り越えることができませんでした。常に外に向かって、相手の間違ったところを探していて、最後になって残った関と難は大きくてよく乗り越えられないか、あるいはまったく乗り越えられなくなりました。彼女の主人も修煉していますが、お互いの心性の摩擦は結構大きかったです。昨年の新年の期間、彼女には息苦しく、息が続かない症状が現れました。しかし、彼女は修煉において、何が原因であるかを探さず、天寿になったと思い、以後の生命は師父が延ばしてくださると思いました。同修である彼女の夫も同じ考えでした。師父のこの方面の説法がありますが、しかし私たちは、身体の具合が良くないとすぐ天寿になったと思ってはいけません。この一念が生じると主意識が自ずと緊張し、怖がり、あるいは消極的になり、放棄の心が生じ、同時に内に向かって探し、修煉において向上することを阻みます。認識に漏れがあると、旧勢力の隙に乗じられやすいのです。

 A同修は最初、学法し煉功しましたが、心の深いところでは、終始「病がある、病を治してほしい」という考えを持っていました。実際、肝心なときにまだ自分を煉功者とみなすことができず、これは師父と大法を堅く信じない現われでもあります。私たちは修煉を始めた当初、全身が無病状態、乳白体状態に至り、しかも身体は絶えず浄化されてきたのに、どうして病がある可能性があるのでしょうか? しかも、私たちは性命双修の功法なので、私たちが絶えず修めれば、生命は絶えず伸ばされます。三界を突破するとき、五行の制約を受けなくなり、生死を超越するのではないですか? また老・病・死があるでしょうか? そしたら、病のある考えを放下することができなければ、その時のあらゆる時間を大切にして学法し、煉功するというのはこれらを病気治療の手段としているのではないでしょうか? 根本的なところをきちんと把握していないので、「自分に対して厳しく要求せず」「生活上多くの心性の関をよく乗り越えることができず」「つねにうっぷんが生じた」ため、体の状態はますます悪くなり、呼吸が困難になりました。心性が向上しておらず、法理上はっきりしてなかったため、苦しい忍耐の中、正念はますます小さくなり、意志もますます弱くなりました。

 (続く)

 2009年12月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/16/214385.html

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