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師父のご加護の下で修煉する(三)

(明慧日本)

  四、師父のおかげで自分の不足を知る

 2008年末、あるスーパーで100元に真相を書いてある紙幣を渡しました。相手は字があると気づいて、声に出して読みました。「天が中共を滅し、三退をして安全を守り・・・」 「これは銀行から」と私が説明を始めた途端に、「これは偽札ではない、大丈夫」と相手は言っておさめました。また、50元札を使っていた時に、同じく店員が読んで、いいねと話しました。私はすかさず、あなたは共産党員ですかと聞くと、いいえと答えるので、団員か隊員でしたか? というと、いいえと答えました。きっと嘘を言ったのだと思いましたが、私はさらに聞くことはでずそのまま帰りました。この2件を通じて、今の市民は真相を受け入れるようになったこと、もう一つは自分の恐怖心があり、チャンスをしっかりつかめなかった事が分かりました。

 真相を伝えることについて、数年来、相手と話して説明することをあまりしなかったのです。原因を考えると、やはり善の心が欠けており、私心が強かったのです。相手が受け入れず、大法もしくは師父に無礼な発言をしたらすぐにかんしゃくを起して、共産党や江沢民への恨みも湧いてきます。相手が洗脳されて中共の嘘を信じ、善悪、真偽の判断を失ったことにも恨みを持っています。自分がいかに天安門焼身自殺の疑問点を話して、いかに事実に背いているかを説明しても信じてくれないのです。しかし、これこそ師父が言われたように、善の心が欠けており、真相を伝え、人を救うことを第一にしていないことでした。

 かつて、中共の党の学校を卒業した人と話したとき、彼は中共の官僚が汚職の罪を犯したと言いました。引き続き真相を伝え、三退を勧めようと思いましたが、相手は「某汚職の官僚自身は上海の経済のために・・・」と言い出しました。ここまで聞いて私は、師父の「慈悲は能く天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し」(『洪吟二・法正乾坤』)と「 正念をもって世の人々を救い済度し 良識を呼び戻せないはずはない」(『世を済度する』)のことをすっかり忘れて、目の前のこの救いようがない人を見て、闘争心を抑えて口をつぐみました。これでチャンスを逃してしまいました。

 もう一件のことですが、ある日、私は駅のエスカレーターで転んで、周りを騒がせました。私は止まったエスカレーターから立ち上がり、損傷もなく痛みもなかったのです。しかし、すぐに思い出したのは、前日に発生したことです。その日、私は親戚と一緒に外国の友人のためにプレゼントを買おうとしました。当時マスコットを選んでおり、これはあまり縁起がよくないと言いながら、「外国人に贈るなら、まあいいか」と思いました(外国人なら大丈夫と思いこんでいました)。なんとなく悪かったかなと思いながらも買ってしまいました。しかし、その翌日に報いがきました。本当に、修煉者としては、いつでも念を正しくなければなりません。

 師父の説法を読むとき、人心をもって人々に対処することは本当に恥ずかしいことです。これからは、いかに忙しくても学法をしなければならず、法がたくさん頭の中にあって、初めて悪い考えを追い出すことができます。

 以上は私の修煉中で正さなければならない部分であり、ご慈悲に指摘してください。

  最後に、もう一度師父に感謝いたします。

 (完)

  2009年12月24日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/12/12/214107.html

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