日本明慧
■印刷版   

元・政治活動課長に三退を勧める

(明慧日本)近所の秦おじさんは、私が働いている会社で昔から政治活動課長であり、共産党員です。定年退職して数年になります。私は彼に「三退」を勧めたいのですが、なかなか機会がありませんでした。秦おじさんは長年政治についての仕事をしており、すぐに三退はできないと思い、とりあえず法輪功迫害の真相チラシをポストに入れておきました。法輪功の真相を深く理解できたら、三退しやすいと思ったのです。

 ある朝、私は出勤途中で秦おじさんの奥さんに呼び止められ、「うちの主人はひどい病気になりました。言いにくいのですが、主人が会社の補助で入院できるようにしてもらえないでしょうか?」と頼まれました。会社としては退職した従業員に対して特別な扱いはしません。しかし私は真相を伝え、中国共産党組織から脱退させるため、秦おじさんを助けることにしました。「おばさん、難しいかもしれませんが、聞いてみますから心配しないでください」

 次の日、ちょうど秦おじさんと会いました。これはきっと師父が手配してくださったチャンスだと思いました。秦おじさんを救い済度することに邪魔をする要素を一掃すると発正念しながら、秦おじさんとあいさつしました。「おはようございます。おじさんは病気になったと聞きましたが、大丈夫ですか?」、「脳梗塞だよ。半月ほど入院して、退院したばかりだよ。とても大変だった。これから診察に行くんだ」と秦おじさんが言いました。クリニックまで200メートルしかないので、単刀直入に言わないといけません。「秦おじさんに聞きたいのですが、真相資料をもらったことがありますか?」「何の真相資料?」「法輪功が迫害されている真相資料ですよ」と私は率直に答えました。「ああ、それですか。私は持っていますよ。誰かがポストに入れてくれていた。それが欲しいの?」「いいえ。私は封鎖突破用ソフトを使っています。だから明慧や正見などの封鎖されたホームページにでも接続でき、何でも見れますよ」と私は言いました。

 「三退すると安全を守れると知っていますか?」と私は続けて聞きました。「聞いたことがあります」と秦おじさんは答えました。私は三退を勧めるために注意深く話しました。「その通りですが、やっぱり脱党しちゃいけないよ」と秦おじさんは断りました。なぜかと聞いたら、「中共はとても残酷なので、脱党したら子供に影響を与える」と心配していました。「それは心配しないでください。実名を使わずに、偽名を使ってもできます。例えば、秦大宝という名前で三退しましょうか?」と私は説明しました。「履歴書にも影響しないの?」と秦おじさんは、まだ不安がっています。「影響しません。神様は人の心だけ見ていますので、大紀元というウェブサイト上にしか関係しません。秦おじさん、法輪功はすばらしい、真・善・忍はすばらしいと心の中で言ってください。だんだん病気も治りますよ」と私は言いました。「分かった、ありがとう」と秦おじさんはやっと真相を分かってくれました。

 数日後、私は秦おじさんの入院申し込み用紙を持って行く時、『風雨天地行』という真相ドキュメンタリーのDVDも持って行きました。私は「秦おじさんの病気がよくなるから、見てください」と言ったら、「『九評』ですか」と聞かれました。「いいえ、『九評』ではなく、『風雨天地行』という真相ドキュメンタリーです。秦おじさん、『九評』を読んだことがありますか?」と聞きました。「読んだことがあるのよ。私たちが香港に言った時に」とおばさんが言いました。「香港では法輪功は禁止されていません。私たがち行った時に、『天滅中共』と書かれた横断幕を見たし、チラシももらいました。ただ、本土には持って帰れないだけです」

 「それはよかったですね。秦おじさんとおばさんが香港に行ったって、初めて聞きました。本当に羨ましいです。私も香港に行きたいです!」と私は感動しました。「実は、主人を除いて、家族全員がキリスト教を信じています。キリスト教も善を教えてくれます」とおばさんは言いました。そして、私はキリスト教をきっかけに真相を伝えました。「そうですね。キリスト教も正教であり、かつてたくさんの人を済度したことがあります。『新約聖書』のヨハネの黙示録でも、赤い竜や大淫婦、獣の刻印と子羊について述べています。赤い竜が中国共産党を示し、獣の刻印が中国共産党および関連組織のメンバーに打たれた刻印で、子羊が法輪功の修煉者たちです。そして、獣の角は七つあります」、「そうです。その通りです。あなたも知っているの?」とおばさんは興奮気味になりました。「法輪功の修煉者たちはその真相を世間に伝え、中共に騙された人たちを救いたいのです。天が中共を滅する時、中共の道連れにならないよう、頑張って伝えています。ですから、おばさんとご家族のみなさんも三退して獣の刻印を消しましょう」私の話を聞くと、おばさんはうなずきながら、「分かりました。でも、私は何年もキリスト教を信じてきたので、信仰を捨てられません」と言いました。私は「獣の刻印を消したら、キリスト教を信じ続けても良いと思います。真相はご家族の皆さんにも伝えましょう。後で、決めた偽名を教えてください」と言いました。秦おじさん夫婦はすんなりと承諾してくれました。

 私が帰る時、秦おじさん夫婦が「感謝の気持ちです」と言って、ミルクとザクロを贈ってくれました。

 衆生のみなさん、中共の道連れにならないよう早く目覚めましょう!

 2009年12月25日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/25/211059.html

■関連文章
「明慧ラジオ放送局」神伝文化の番組が子ども弟子に与える影響について
師父のご加護の下で修煉する(三)
魔難は向上するチャンス、修煉の歩みを止めてはならない(三)
協調人としての修煉体験(三)
明慧は大法弟子のこの世の「家」
師父に遵い法を正す大法の徒になる(一)
師父と大法を堅く信じ、法を実証する道を正しく歩む(三)
中国本土の修煉者による法会の文章を読んだ感想
夫の交通事故から悟ったこと
皆で水を注いで蓮の花を満開にしよう