日本明慧
■印刷版   

黒龍江省・寧安市の警官、弁護士を雇えば逮捕すると脅迫

(明慧日本)黒龍江寧安市に在住の法輪功修煉者・葛志福さんは、5月前に連行された。葛さんの案件は寧安市検察院に移されたが、証拠が足りないため公安局に戻された。最近、寧安市公安局は検察院に再交付し、法廷に提出した。葛さんは判決を言い渡されることに直面している。

 葛さんの家族は弁護士に無罪の弁護を依頼しようとしたが、警官は「弁護士を雇えば逮捕する」と脅迫したという。

 2009年7月7日朝6時、警官は葛さんの家に侵入、葛さんと妻・田君環さん、母・米欣栄さんを連行し、家宅を捜査した。タクシー用の車など財物を没収された。

 田君環さんは拘禁中、迫害され精神異常になった。ひどい時には飲食もできず、眠ることもできなくなった。7月22日、田君環さんと米欣栄さんはそれぞれ3000元を科されて釈放された。数日後、家族は田君環さんの検査料金として再び3000元を科された。

 11月9日午前、葛さんの母は弁護士と一緒に、公文書のコピーをもらうため検察院に行ったが、警官は「証拠が足りないので、公文書はすでに公安局に却下された。20日後にもう一度来るように」と言った。

 11月11日午前、葛さんの母は一人で公安局に尋ねに行った。国家保安大隊の隊長・段木慶は「弁護士はどこにいるんだ。そいつを雇うな、でなければおまえたちを逮捕するぞ」と脅迫した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年12月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/12/20/214729.html

■関連文章
黒龍江省寧安市:警官らは葛志福さんの家族に弁護士への依頼を辞退するよう強要
黒龍江省七台河市の警官、法輪功修煉者5人の不法な裁判を企む
黒龍江省女子刑務所の警官ら、服役囚に法輪功修煉者への暴行を指示
「10月1日」を前に、黒龍江省賓県の警官たちは9人の法輪功修煉者を拘束
湖南省永州市:警官に法輪功の迫害停止を求めた修煉者が拘禁される
黒龍江省肇東市:迫害された法輪功修煉者が死亡
江西都昌県の警官、沈栄香さん親子に嫌がらせ
四川省:雷金香さんら5人に不当な重刑
北京市:警官・張樹惠さん、迫害や嫌がらせで路頭に迷う生活を強いられる
黒龍江省:林沢華さんはジャムス刑務所に迫害され寝たきり