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中共の高官らは、「江沢民告訴」の横断幕に迎えられ台湾に到着(写真)

(明慧日本)台中海峡両岸協会長の陳雲林は、2009年12月21日台湾に到着、空港からホテルまでの沿道で、中共の高官が目にしたのは、台湾の法輪功修煉者が掲げた「法輪功への迫害を停止せよ」、「江沢民が告訴される」などの横断幕だった。


中共高官の宿泊するホテルの前で横断幕を掲げる法輪功修煉者

法輪功修煉者の煉功風景

  この日、裕元酒店の前に集まった法輪功修煉者は6千人を超え、法輪功の迫害に加担した人々は法の下に裁かれることを、中共の高官に知らせた。
厳寒の中、法輪功修煉者は迫害の停止を呼びかけ座り込む


  避けて通ることができない

  陳一行は多くの抗議団体を避けるため、通常口を避け、荷物の搬入口から逃げるように空港を離れた。しかし、そこで見たのは法輪功修煉者が掲げた横断幕だった。

  陳がホテルに到着した際も、目にしたのは「スペイン法廷に江沢民、羅幹、薄熙来、賈慶林、呉官正らが告訴される」の横断幕だった。この横断幕はホテルの前を行き交う人々に注目された。

  中共高官への抗議に来ていた陳さん(女性)は「共産党が用いる手段は『嘘』と『偽』なので、台湾が騙されないように声を上げなければならないと思いました」と話した。陳さんは「『共産党に対する九つの論評』を読んで、中共の本質は「偽・悪・闘」だと知りました。1人の力は微々たるものですが、立ち上がることに意義があると思います」と付け加えた。陳さんはさらに「中共が法輪功修煉者の生体から臓器狩りをしていることも知っています。それは人間が行うことではありません」と話した。


厳寒の中、横断幕を掲げる法輪功修煉者

厳寒の中、座り込みを続ける法輪功修煉者

  深夜零下10度以下に下がった中で、千人以上の法輪功修煉者は依然としてホテル前で迫害の停止を呼び続けた。感動した警察官は「彼らは(法輪功修煉者)お疲れ様でした。彼らの行動に感服しました」と感激した様子で話した。

  スペインでの江沢民告訴から見た中共の本質

  中共高官の来台前、スペイン、アルゼンチン両国の法廷は、江沢民などの4人の告訴を受理し、逮捕状を発行していた。台湾立法院委員の陳亭妃氏(女性)は「スペイン全国管区裁判所はすでに江沢民に書状を送り、人権に違反したことについての説明を求めたようだ。このことを通して世界各国はだんだんと中国の真の姿を見破ることになるでしょう! そして中共の力を平和維持に使わなければ、それはアジア、世界にとって大きな脅威になるでしょう」と話した。

  民衆から正義の支持

  電子エンジニアの張さん(男性)は休暇をとりホテルの前にやってきた。張さんは「台湾政府は陳となんらかの協商契約を交わすでしょう、私は認めません。だから抗議に来ました」と来た目的を話した。「1人の力は限られていまが、自分の意見を言わなければ黙認したことになります」と張さんは付け加えた。強風が吹く中で、法輪功修煉者らが平和的に活動している現場を見た張さんは心を打たれ、法輪功修煉者からの生体臓器強奪を知り憤りを覚え、夕方遅くまで法輪功修煉者の活動に参加し応援した。

横断幕を持つ張さん(左)

  午後、陳の訪台を抗議に来たある団体の責任者は、法輪功の活動振りを見て、自分たちのメンバーに法輪功に見習うように命じ、「法輪功、がんばれ!」と連呼を始めた。

 法輪功修煉者の張さん夫妻は、交差点で横断幕を掲げた。それを見た民衆は「江沢民は死ぬべきだ! 共産党は死ぬべきだ!」と叫んだ。

  交通整理をしていた警官は「法輪功修煉者の集まりは人数は多くても、彼らは穏やかで、平和的に訴えていました」と感心した様子で話した。

  午後、法輪功修煉者らが持つ横断幕は、道路一面を埋め尽くし、まるで龍が現れたようであった。中共の高官はどこから外出するにしても、法輪功の迫害停止を呼びかける隊列を避けて通ることができなかった。

  2010年1月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/22/214835.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/12/23/113311.html

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