■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/01/03/mh041929.html 



瀋陽市:張秀芳さんが馬三家労働教養所に拘禁される

(明慧日本)2009年11月中旬、連行されてすでに2ヶ月になる法輪功修煉者・張秀芳さん(54歳女性)は消息が一時途絶えたが、家族は馬三家労働教養所からの電話で、張さんが馬三家労働教養所に拘禁され、一年の労働教養を科されたことを初めて知った。

 2009年9月14日の朝、張さんは公園の近くの市場で買い物をしていた。野菜を売っている人に法輪功の真相を伝え、中共脱退を勧め、神韻公演DVDを渡した時、突然、後ろにいたある人が突然DVDを奪った。その人は「やっと証拠品を手に入れた、おまえを何日も尾行していた」と言い、警察に通報した。

 尾行していたのは、市の中共党委書記・郭恩年。郭は「朝市でいつも法輪功修煉者が真相を伝え、三退を勧め、ディスクを配っている」と言った。郭は報酬を得るため、毎朝ひそかに法輪功修煉者を尾行していた。そのため、張さんは連行され、家宅捜査を受けた。

 張さんは瀋陽市新城子化工場を退職し、社宅に住んでいる。法輪功を修煉する前は、「乾癬(かんせん)」(慢性皮膚病)、胃病などを患っていた。乾癬は全身に広がっていた。人の多い所に行くと、泣きだしたり、笑ったりして精神が不安定だった。多くの病院に行ったが治療の効果はなく、家族は張さんの介護にとても苦労していた。

 1999年の春、張さんは法輪功を修煉し始め、数ヶ月後に身体に大きな変化が現れた。病気がなくなり、まるで生まれ変わったようであった。性格も優しくなり、いろいろな仕事を経験し、以前できなかった仕事ができるようになった。家族も嬉しく思い、ほっとしていた。

 しかし、間もなくして中共が法輪功を迫害し始めた。政府に法輪功の真相を伝えるため、2000年の末、張さんは北京に行った。天安門広場で観光客に資料とチラシを配っていた。しかし、警官に見つかり連行され、瀋新労働教養所に拘禁された。牢屋で煉功したため刑務官に殴打された。断食で迫害に抗議したが、刑務官に灌食され、意識を失ったことが何度もあった。

 2000年2月、張さんは3年の労働教養に処され、龍山労働教養所に移送された。ある日、張さんが法輪功の経文を暗唱していたところ、刑務官に見つかり、事務室に呼ばれた。事務室に呼ばれた法輪功修煉者は他に、王静哲さんなど3人いた。刑務官に「まだ法輪功をやるのか、まだ煉功するのか」と聞かれ、張さんが「やります」と答えると、刑務官はすぐに殴り、スタンガンで他の3人に電気ショックを与えた。張さんは3人の前に立ち、暴行を阻止しようとした。激怒した刑務官・唐玉宝は張さんの服をすべて脱がせ、頭を強打した。続いて数人の刑務官がスタンガンを持って張さんに電気ショックを与えようとした。張さんは外に逃げたが、刑務官たちに押さえられた。唐玉宝は力強く張さんを押した。張さんは暖房器具の角にぶつかって失神し、あごに大きな傷ができて大出血した。

 牢屋に戻った張さんは体中が青紫色になり、顔がぼこぼこになり、三日間トイレに行くこともできず、吐いていた。その後、張さんは精神に異常をきたし、大小便を失禁し、頭が痛くていつも壁に頭をぶつけていた。2年後、ようやく張さんは釈放された。

 今回の連行は二度目である。家には夫が一人残されている。

 2010年1月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/23/213147.html

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