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2009年ドイツ語圏の法会が成功裏に開催される

(明慧日本)法輪大法修煉体験交流会が2009年12月28日、ドイツのカールスルーエ(Karlsruhe)で開かれた。ドイツ・スイス・オーストリアなどのドイツ語を使う地域の法輪功修煉者たちが交流会に参加した。師父の『ヨーロッパ法会へ』を学んだ後、10人の修煉者が自分の修煉体験を発表した。

 Petraさんは、ドイツ語大紀元の広告営業をする中での体験を述べた。最初、彼女は営業にあまり良いイメージを持てず、まるで自分が甘言で他人のお金を騙し取るかのような気持ちを持っていた。そのため、わずかな広告しか受け取らなくなり、大紀元新聞は経営難に直面した。2009年のクリスマス前、ドイツ語版大紀元と中国語版大紀元が協力し、各自でクリスマス特別号を作った。三週間、二つの新聞の営業スタッフは、初めて協力し合い成果を収めた。Petraさんは、自分の惰性を克服して営業に参加し、残業をすることもあった。あまり親切でないお客さんに出会っても気落ちすることなく、次々と業者を訪問した。彼女は、大紀元の営業がもっともっと良くなれば、より多くの衆生が救われると信じている。

 黄さんは、体験談を書きながら内に向けて修煉し、名利を追及する執着心と共産党文化の影響を取り除いた体験を述べた。彼女の文章は他の修煉者によって慈悲心が少ないと批判されたことがある。内に向けて探すと、彼女は自分が名利を追求したと分かった。名を追求する心が自然に文章に現れると、他人は容易に気づく。純粋ではない文章で衆生が救われるだろうか? また、共産党文化の要素も原因の一つのであると分かった。他人のために考えるのではなく、詰問する語調で他人を刺激してしまった。

 Teelyさんは、三年間修煉した中国人である。彼女は、内に向けて探し、自分の競争心をなくして、寛容と我慢で家庭問題を解決した体験を発表した。また、神韻の宣伝活動をする時、自分を強調する心とおしゃれをしたい心を取り除き、一心に縁のある衆生を救ったことについても話した。

 オーストリアの修煉者のJudithさんは2009年10月中旬、ハンガリー・ブダペストで真相を伝える活動に参加したことがある。当時、中国共産党の副主席がハンガリーを訪問していた。彼女の話によると、数人の西洋人修煉者と一人の中国人修煉者が、ある店で昼ごはんを食べていた時、6人の中国人のボディガードが入ってきた。中の二人は許可なしに中国人修煉者のそばに座り、他の四人は壁側に一列に立って、法輪功修煉者を脅かそうとしていた。座っていた二人のボディガードは中国人修煉者と話し始めた。中国人修煉者は、『転法輪』を取り出して、その一段落を二人に読み上げた。それを聞いた二人はすぐその場を立ち去った。

 Judithさんは、中国人修煉者は善なる心で邪悪を消滅したと思ったという。活動が終わってブダペストから家に帰る時、もう一度中国代表団に出会った。修煉者の車が代表団の車を追い越す時、修煉者は横断幕と「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)」と書かれたマフラーを広げ、中国代表団にもう一度「法輪大法好」を見せた。

 Stefanさんは、修煉を始めて二年の新しい修煉者である。2009年、彼が新しい職場に就いた頃、すべてのオフィスに折り紙の蓮の華が届いた。それで彼は、自然に同僚と中国・人権・法輪功について話し合うようになった。数人の同僚が法輪功を学びたいと示し、毎週月曜日、彼は同僚と一緒に煉功をしている。また、ある修煉者と毎朝公園で煉功をしているという。

 王さんは、子供を育てる過程で「無条件に協力する」の意味が分かった。大紀元の記事を書くとき、二歳の子供がいつも自分と一緒に遊びたがった。最初、彼女はできるだけ子供一人で遊ばせるようとしたが、一度もうまくいかなかった。文章も書けなくなり、仕方なく彼女は仕事をやめて一心に子供と遊んだ。「無条件に子供に協力した」結果、わずか10数分で子供は自分で遊べるようになり、彼女は文章を書くことに集中できた。二歳の子供の前で外に向けて探すことはできない。「無条件に協力する」しかない。しかし、そうすると意外にとても良い効果がある。他の修煉者、特に執着心のある修煉者と協力する時、外に向けて探しがちだ。「無条件に協力する」ことができない。子供との事を通じて彼女は、他の修煉者との協力はまだまだ修煉の要求に達していないことが分かった。

 司さんは、中国語版大紀元の二つの紙面を担当している。文章を書く人が何か間違えると彼女は非常に怒っていた。この人は約束した時間に原稿を提出しない、あの人はあまりまじめではない、この人はずいぶん長くやったにもかかわらずレベルが全然アップしない…その結果、彼女は非常に苦しくなり疲れてしまった。ある日、自分がずっと外に向けて探しているのに気づいた。他の修煉者の間違いを発見するたびに怒ったり非難したりせず、やさしく指摘してあげた。そうすると、その修煉者はどんどんレベルアップし、彼女はたくさんの手間を省くことができた。

 楊さんは、臓器狩り目撃者の録音を聞いた後の心境を述べた。彼女は他の修煉者の迫害事実を聞くたびに、「執着心があったからこそ迫害されるのだ」と思ったが、今度録音の中で、麻酔もない状況で臓器を摘出される修煉者が「法輪大法は素晴らしい!」と叫ぶのを聞いて震撼した。それほど迫害されているにもかかわれず、死ぬ前に「法輪大法は素晴らしい!」と叫ぶのは本当に偉い。彼女は、他人の執着心を評価する資格がないと悟った。その後、他の修煉者の迫害記事を読むたびに、彼女は「その修煉者には他人に見えない素晴らしさがあるのだ。正念で彼を支持しなければならない」と思ったという。

 張さんは、ベルリンで神韻公演を三回行う中で、自分が「チケットコーディネーター」に執着しているのが分かった。その執着心の背後には、名利心と得失を心配する心、また見せびらかす心と競争心が潜んでいる。自分の執着心を探し出した彼女は、神韻のことならどれでも重要だと感じた。ある年寄りの修煉者と協力する時は、自分が他人の立場で考えることができないし、寛容と善なる心、そして忍耐力が足りないことが分かったと発表した。

 交流会を通じて、たくさんの修煉者が、「内に向けて探す」、「無条件に協力する」などが分かり、自分の問題点を見つけ、もっと精進する力を得た。

 2010年1月4日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2009/12/30/215365.html

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