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自我を放下し、同修と円融し、協力しながら向上する

(明慧日本)師父は2009年に毎回の説法で、全体で協力し合うことについて話されました。以前は個人でできることは個人でやっても良かったのですが、末法の時期になってからは、全体でしっかり協力し合うことが必要であり、そうしてこそ、衆生を救うことをさらに良くでき、さらに多くの人を救うことができるのです。ならば、どうやって協力し合えばいいのでしょうか。まずは、法を実証し、衆生を救い済度する方法が自分の観念に合っていてもいなくても、優れていても、そうでなくても、私たちみんなが自我を放下して、誠実に協力し合えば、奇跡は起こり、全体で向上することができます。

  私の地域では真相資料をほとんど配布した後、遠い辺鄙な山間地帯に散在している村落しか残っておらず、しかも道のりは遠く、歩きにくいのです。だから、私はバイクを持っている同修と相談をしました。「こういった村落に真相を伝えるには、どうしたらうまくできるだろうか?」相手は、「タクシーを呼ぶとお金がかかるし、私のバイクはとても大きく、またよく壊れる。前回バイクで真相を伝えに行ったら、途中で壊れたので、自転車で行こう」と言いました。私は、「最初の35キロは自転車を客車に乗せていき、残りの45キロを自転車で行けばいいよ」と言うと、相手は、「客車に乗らなくても、自転車で行けるよ」と言いました。私は、自分の意見を引っ込めて、快く自転車で行くことに賛成しました。私たちは12時の発正念を終えてから出発しました。

  万事順調で、真相資料を配る時、犬もほえなくなりました。しかも、私たちは疲れを感じることもなく、体も軽やかで、とても順調に真相を伝え終えました。私たちは師父がすぐ近くにおられるように感じ、師父はいつも私たちを加持してくださいました。同修は、自分にとってこれは忘れ難い協力で、尋常ではなかったと言いました。

  同時に私たちは、従来の「古いやり方」は、実は決して古くはないと気づきました。なぜならば、それは返本帰真であるからでしょう。実際、師父や神が見ておられるのは、私たちの技がどれだけ高く、良いかではなく、私たちがどれだけ師父や大法を信じているのか、心性がどれくらい高いかを見ておられるのです。

  すべての感想や奇跡を書くことができませんでした。少しの体験談として参考になればと思います。

  全体でしっかり協力し合い、もっと多くの人を救い、師父の慈悲なる済度に背かず、衆生の期待に背かないようにしたいと願っています。

  2010年1月6日

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