（明慧日本）私は離職休養中で、離職前は錦州市政治協商会の常務委員、副事務総長を勤めていました。今年70歳です。1995年12月16日に法輪功の修煉を始めて、2年近くが経った1996年3月17日の朝、頭前抱輪（顔の前で、両腕で大きな輪を抱く第2式の動作）をしていました。私は法輪大法を修煉して200日以上過ぎましたが、突然、私に無辺の法力、素晴らしい神通が現れました。もしこれらの体験を皆に紹介せず、大法を広めなければ、大法に申し訳ないことになるのではないかと思いました。

　法輪大法を修煉する前、私は右半身に重い筋肉萎縮症を患っていて、一人で生活することができませんでした。他にも、冠状動脈性硬化症、高血圧、神経衰弱、脳しんとう、動脈硬化、高脂血症、咽頭炎、椎間板ヘルニア、またよく風をひくなどなど十数種類の病気を持っていました。妻はよく「婦人病以外の病気はすべてもっている」と言っていました。長年、薬から離れることができず、病院から離れることができませんでした。勤務先で私の医療費はトップで、国のお金を多く費やしました。私の右半身の筋肉萎縮症は、若いときに患い、すでに数十年も過ぎましたが、ひどくなる一方でした。最初は右上肢だけが萎縮していましたが、どんどん進行して右下肢に至り、右半身全体の筋肉が萎縮しました。右上肢の萎縮により、肩甲骨は脱臼し、肩と腕はただ皮で繋がっているだけで、病院の看護士の中にはあえてその悲惨な状態を見ようとしない人もいました。腕は細くて、無力で、手は物を取るために伸ばすこともできず、洋服のボタンを止めることとや外すこともできませんでした。お箸が食卓の上に置かれていてもそれを取ることができず、ひいてはマッチ棒が食卓に置かれていても取ることができませんでした。手の筋肉は萎縮して、抵抗力がなくなり、温度が13、14度になるとこわばり、手の皮膚は血色がなくなって青白くなります。右足と右手も同じでした。右足首は萎縮して曲げることができませんでした。右足は左足より2センチ短く、右ふくらはぎは左ふくらはぎより10センチ以上小さかったのです。この病気は世界のどこでも治療できるところはなく、不治の病でした。ですから、それを慢性の癌と呼ぶ人もいます。萎縮が外部から内臓に至ると、人はおしまいになります。この病気で私の生活に数え切れない不便と困難をきたしたのは言うまでもありません。1993年と1994年にアメリカのロサンゼル市に滞在しました。蒸し暑い天気だったため、毎日シャワーを浴びていましたが、鏡に映った萎縮した右半身を見ると、本当に辛かったのです。ますます悪化する病状をみて、私は常に悲観的になっていました。

　最初に大法の書籍を手にしたとき、私はそれを手放すことなく、本当に宝物を得たと思い、本当の法を、本当の功を得たと感じました！　私は大法を繰り返し読み、『転法輪』を何回読んだのか覚えていません。『転法輪』と『精進要旨』などの大法書籍は私にとって毎日必ず読むべきものになりました。毎日寝る前と朝目が覚めたら、「論語」を一回暗記しました。毎日学法し、法を師とし、迷いの中で修め、悟りの中で法に対する理解を深めていました。また毎日、修煉日記も書いていました。

　私は煉功も揺ぎ無く行ないました。私は畳扣小腹（下腹部の前で片手の上にもう片手を重ねるように浮かせて置く）、結印（下腹部の前で両手を楕円形の形にする）以外の煉功の動作を正しくすることができませんでした。そして、私は他の同修が煉功していることがとても羨ましかったのです。しかし、自分に修煉したいという決意が出ると、動作が標準ではなくても、私は心性だけは基準に至らせないといけないという信念を持って煉功しました。修煉を始めてから、いかなる状況下でも、毎日の煉功は必ずするようにしました。私は修煉のある時期において、絶えず妨害を受けました。そして、師父の「道法」を読んで、その魔難から抜け出すことができました。例えば、かつて私が夜煉功すると邪魔され、寝ることもできませんでしたが、その魔難を乗り越えると、予定通り深夜になると煉功できるようになりました。たとえ、一晩中寝られなくても朝になると煉功しました。つまり決まった時間に煉功できなくても、その日に必ず煉功するようにしました。煉功するときは、師父の要求の通り、少しもいい加減にしませんでした。私はまた口訣をしっかり暗記し、功理について悟るようにしました。特に、修煉してから、終始師父の教えられた「修煉する心があればとて、功を得る心無し」の要求に従って行い、求める心をなくしました。

　大法の要求に基づいて、私はまた真に心性を修めました。私は師父に対して、大法に対して疑いがなかったのです。大法は私の心も、目も明るくさせてくださり、いかなる邪魔があっても大法を修煉しようとする私の確固たる信念を揺るがすことができませんでした。私は師父の「法を学びて法を得る　比して学び比して修す　事々対照し　做すところ到るは是れ修なり」（『洪吟・実修』）の要求に従って、時々刻々自分が煉功者であることを忘れず、厳しく自分を要求しました。修煉過程において、私は自分の過去の病気の根源は自分が犯した業力によるものだと少しずつ分かるようになりました。それほどひどく、それほど多くの病気は、自分が過去に徳を多く失い、業力が大きかったためであり、自分の業力は自分で返さなければならないと思いました。私が法理についてはっきり分かるようになると、師父は絶えず私の身体を浄化してくださいました。血を吐く、血便、お腹の激痛など、業を滅する現象がありましたが、すべて乗り越えてきました。まさに「柳暗花明又一村（眼前に新たな世界が開けること）」であって、新しい境地に入りました。

　1995年12月末、私は修煉してまだ半月しか経っていませんでしたが、萎縮していた右足は大きくなり始め、右足首も太くなりはじめ、しかも萎縮していた右足が左足より大きくなり、右足首も左足首より太くなりました。皮膚も柔らなくなり、赤みがさして来ました。まるで新しく発育したようで、その状態は下から上へと続きました。ふくらはぎ、もも、胸の筋肉、背中の筋肉にも肉がつきました。約一ヶ月後、膝から腿、そしてお尻と胸の筋肉まで十分につきました。それから、右手が赤くなり、肉がつき、寒さに耐えられるようになり、力もわいてきました。肩にも肉がついて成長してきて、1996年3月下旬には脱臼した肩が間もなく繋がるところでした。もし三角筋にまで肉が成長してきたら、右腕は持ち上げることができて完全に機能を回復することになります。右の顔にも、右の首にも肉がつきました。首は右側に曲がることがなくなり、体のバランスが取れました。大法の威力は毎日私に変化をもたらしました。右腕、右手にも力が入るようになりました。私はその機能を回復させるため、できる限り右手を使いました。私は、左手はもう休む時間だと言いながら、右手でこなせない時だけ、左手で手伝いました。現在、右手と右足はますます多くの機能が回復されつつあります。毎回新しい肉がついたところを触ると、あるいは新しい変化が見えたとき、私は感動の涙をぼろぼろと流しました。

　1996年3月18日に体重を量りました。これまでは63.5キロでしたが、今回は70キロでした。3月18日に煉功を始めてから94日の間に、6.5キロも新しい肉がつきました。毎日平均65グラムついたことになります。お腹には肉がついておらず、かえってお腹は小さくなりました。ですから、この6.5キロはすべて萎縮していた右半身についたのです。

　これまで筋肉萎縮症のため、瀋陽医大、北京医大、北京友誼医院、瀋陽陸軍総合医院などで治療しましたが、すべて効果がなく、最後には気功治療を求めましたが、騙される一方でした。数十年来、私はこの病気が少しでも好転できると夢見たことはありません。夢もなかったのです。しかし、法輪大法を修煉して100日で、身体にこれほど奇跡的な変化が起こりました。みな目にしたとおり、これらは私が法輪大法を修煉して得られた結果です。常人の言うとおり、夢でも想像できなかったことが、こうして私たちの目の前に不思議に現れました。ここに何か理解できない、いわゆる迷信と不可思議な現象があるのでしょうか、すべて真実なのです！

　みなご存知のとおり、老年になると体質が弱くなり、筋肉が萎縮し、体重も減り、病気が多くなり、あちらこちらに不具合があって、気分が悪くなり、寒くてもだめ、冷たくてもだめです。しかし、私は今逆の状態が現れています。同時に、私の冠状動脈性硬化症、高血圧などの疾病もすべてなくなりました。大法を修煉してから、私はすでに2年間病院や薬のお世話にならなくても、顔が赤くて、つやつやして、頭がはっきりしており、視力も良いのです。また睡眠がよく取れるようになり、食べ物はおいしく、新陳代謝が活発で、身体中に力がいっぱいです。大法を修煉してからの体験談を聞かれたことがありますが、大法は無辺であり、求めずして自ずと得ることができ、数え切れないほどの恩恵を受け、その楽しみは計り知れないと答えます。

　私の体の変化は師父の説かれたとおり「病気の快復、災難の回避、業力の消去などを願う人々は必ず修煉を通じて、『返本帰真』しなければなりません。修煉の各派も、このことについては同じように考えています」（『転法輪』）なのです。私のひどい筋肉萎縮などの病気がなくなり、師父が私の体を浄化してくださったことにより、私は師父が『論語』でおっしゃった、「しかし人類が、自分自身や宇宙についての認識を改め、硬直した考え方を変えることができるならば、人類は大きな飛躍を迎えられるに違いありません。『佛法』は、人類が無限の世界を洞察する手引きになります。太古の昔から、人類のことをはじめ、物質的存在の各空間、生命および宇宙全体のことを完全無欠に説明できるのは、『佛法』しかないのです」に対して、さらに深い理解ができました。私が修煉してから起きた体の変化は、現在の人類社会、国内にも、国外にも、いくら名医な医学専門家にもどういうことなのか説明できないことです。ただ『佛法』のみ完全無欠に説明できるのです！　これは間違いない真理であり、事実であり、科学なのです。

　師父は「わたしが末劫(まつごう)の最後の時期に再びそれを広く世に伝えましたが、この意味で、それはきわめて貴重なものです」（『転法輪』）と説かれました。ですから、今日大法を得られたことは私たちにとって、この上ない幸いです。私は師父について高い次元に修煉し、返本帰真し、円満成就したい願望をもって、いまも法輪大法を修煉しています。