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弁舌ができない同修に 法を書き写すことを薦める


文/中国の大法弟子

(明慧日本)大法弟子が真相を伝え、世の人々を救い済度するにあたって、もしうまくしゃべる事ができなければ、とても大きな障害となり、多くの救い済度するチャンスを失うかもしれません。口下手な原因は多くあります。例えば、遺伝、環境、性格、仕事などなど、ひいては旧勢力の邪魔の要素も入っています。

 私は小さいときから性格が内向的で、口下手で、常にどもっていました。しかし、社会に適応するため、私は多くの書籍を読んで、いろいろな方法を試しましたが、口下手は最終的に解決できませんでした。特に、衆生を救い済度する責任を背負っている今の大法弟子にとっては、これはとても大きな問題となりました。

 最近、私は『転法輪』を書き写し始めています。すでにかなり経っていますが、知らないうちに、自分が弁舌に目覚め、他人に真相を伝えるとき、思い通りにしゃべれるようになってきました。人間の方法に大法の不思議な力をプラスすれば、奇跡は現れてくると思います。

 うまくしゃべれない原因は、一気にすべてを言おうとして焦るからです。焦れば焦るほど、はっきりと説明することができず、またそれで少しずつどもるようになります。私は法を書き写すとき、焦らず、自然なスピードで書き写し、ペンの動きは、しゃべるのと同じく、抑揚の間をもたせ、さわやかな弁舌のようにペンを走らせました。こうしてしばらく書くと、流暢で思い通りに字を書けるようになります。そのうち、もしかして、あなたは自分がすでに話の内容と言葉遣いが上達したことに気づくかもしれません。

 法を書き写す過程で、特別に字をきれいに書こうとせず、少しずつきれいに書けばそれでいいのです。自然に書くのが一番いいのです。流暢に書くことで、自分の特色を生み出すのが肝心で、普通に言うと自我の感覚を出せばよいのです。弁舌も同じです。

 うまくしゃべる事ができないのは、もう一つの要素があります。それは恐怖心です。自分が見知らぬ人と話すことを恐れ、自我を顕示することを恐れ、自分を閉じ込めるようになります。この恐れているのは真の自分ではなく、後天で養った観念であり、大法弟子は佛法神通を持っており、正念を発してこれらを取り除くべきです。なぜかというと、これらのものはすでに大法弟子が衆生を救い済度することに大きな障害となったので、取り除くときは情をかけて手が鈍ってはいけません。これらの良くない要素の多くは長い歳月の中、少しずつでき上がったもので、とても深い根を持っており、一部はすでに頑固な観念となりました。

  もし取り除く時間が短いと効果があまり出ないかもしれないので、長い時間正念を発して取り除かなければなりません。これに関する同修の交流文章は多くあります。もし色魔に遭った場合も、この方法を利用して確固たる意志でそれらを取り除くことができます。私は恐怖心、異性への色の心、焦りなどはすべて自分の目の前にあると気づきました。それらを取り除くと、とても軽く感じました。取り除くときは次元を分けて、絶えず取り除かないといけません。

 法を書き写すことは、弁舌が上達すると共に、学法にもなります。法を書き写す過程は、すなわち修煉の過程であり、絶えず雑念と各種の妨害を取り除きながら、確固たる意志で根気良く続けることです。

  以上は個人のわずかな認識であり、不適切なところは、同修の叱正をお願い致します。

  2010年1月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/4/215596.html

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