■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/01/08/mh090537.html 



娟さんの物語

文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は娟さんの隣に住む修煉者で、娟さんのことをよく知っています。20年前、娟さんは先天性心臓病を持って生まれ、瀋陽のある病院で三尖弁の取替え手術を受けました。術後に、WPW綜合症 (Wolf-Parkinson-White)という後遺症が残り、それから薬との縁が切れなくなりました。医者からは生命に関わるため、薬の飲み忘れがないようにと注意されたそうです。その理由は薬を飲まなければ、取り替えた弁に血液が凝固して死亡に至るというのです

  その後娟さんは生命を維持するため、病院と家を往復しなければなりませんでした。未来に希望を失い、生活の困窮、病魔による苦しみで、娟さんにとって生きることは地獄のようで、失意のどん底でした。

 1997年のある日、娟さんの隣人が1冊の『転法輪』を届けてくれました。娟さんは両手で受け取り読み続け、人生の目的や多くの道理が分かり、世界観まで変わりました。娟さんは閉ざしていた心を開き、一筋の光が差し込んだように、修煉を始めました。

  それまで娟さんの身体はとても弱く、ほとんど寝たきり状態だったのです。生活は親の介護が必要で、気力がなく、まるで廃人のようでした。それでも歯を食いしばり、第一セットの功法を終えると、全身は汗だくになり、立っていられないほどの状態だったのです。

  この日の午後、意識がもうろうとしていた時、玄関口の両側にそれぞれ1人の巨人が立っているのを見ました。そして師父の法身が娟さんの身体を調整して、心臓あたりのよくないものを取り除いてくださった瞬間に、身体が軽くなったのを感じたそうです。

  その後も娟さんの身体には多くの奇跡が起こりました。ある日、横になろうとしたら、ある人が「業力の転化」について説いており、はっきりと聞こえました。そして軽やかで優雅な音楽が聞こえ始め、娟さんはその音楽にのりしなやかに飛び回り、美しい小さな法輪が舞い、その光景はとても素晴らしかったそうです。眠りから覚めた娟さんは『転法輪』を開き、まだそこまで読んでいなかったのですが、確かに「業力の転化」という法理があったのです。先ほど法理を説いてくださったあの人は師父だったのです!

  娟さんは学法と煉功を続け、心身ともに大きな変化を遂げました。命をつなぐ薬を必要としなくなり、周囲の人々を驚かせました。大法の奇跡が重病人である娟さんの身に現れ、娟さんは生まれ変わったのです!

  2000年の夏のある日、同修の家にいた娟さんは心臓に突然痛みを感じ、呼吸困難になり、嘔吐をし、下痢をしました。その状態が数日間続き、生死を彷徨っていました。同修たちは娟さんを励まし、師父の説法を聞かせ、共に大法を固く信じました。この時、娟さんの主元神は肉体から離脱し、高い上空を徘徊しながら肉体を見たとき、肉体はすでに生命力を失っていたそうです。

  通報を受けた救急隊員は娟さんを担架で運び出そうとしましたが、娟さんは力を振り絞ってかすかな声で、私は病院での治療の必要がありませんので、お帰りになってくださいと隊員に告げたそうです。娟さんに見えたのは、師父が手のひらで回しておられた法輪で、黒い雲のような黒色物質を粉々に砕いてくださったそうです。そして娟さんの主元神が肉体に戻り、顔に赤みが差し、呼吸が落ち着き始めたのです。

  娟さんはこの忘れ難い経歴を心に刻み、師父の広大な慈悲に感謝し、大法に対する信念は揺るぎのないものとなり、残された修煉の道を確実に歩むことができました。

  娟さんの身に起きた奇跡は周囲の人々を震撼させ、感動させました。その人たちの中には「三退」して素晴らしい未来を選択した人もいれば、法輪大法の門をたたいて修煉を始め、娟さんの同修になった人もいました。

  2010年1月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/29/215265.html

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