大法を堅く信じ、着実に修めて精進する(一)
文/米国西北地区の大法弟子
(明慧日本)私は1996年に法輪功の修煉を始めました。当時、頭の中は真っ白で、修煉は健康維持の気功と同じだと思っていました。煉功して3日目、奇跡が起こりました。法輪があることを体に感じ、部屋に大小それぞれの円のような模様が現れ、身体が軽くなり、まるで若返ったようでした。身をもって大法の不思議さと素晴らしさを感じ取りました。
1998年にアメリカに移住しました。この年に開かれたニューヨーク法会に参加し、師父にお会いすることができてうれしく感じました。それから、集団学法と煉功に参加し、まじめに修煉し始めました。4.25や7.20の弾圧の一連の事件が起きても、修煉に対する心は動じず、正法修煉に積極的でした。2000年にマンハッタンで、孫を連れて夫と一緒に民家を一軒一軒回り、大紀元英語版の新聞を配りました。シアトルに来て、2002年から毎日法輪功の資料をファックスで中国のいたるところに転送し、真相を伝えました。計3万回以上、20万部の真相資料を送信しました。その中に、迫害の停止を呼びかけるための全国医療関係者、各階級の官僚、警察・検察・裁判所宛ての公開書簡もありました。
2004年、ニューヨークに戻り資料を配りました。2006年から、中国各地で臓器収奪を行う大病院に電話をかけ、ファックスで真相資料を送り、臓器収奪の停止を呼びかけました。私は同修を失う悲しさを抱きながら彼らが行った犯罪行為を厳しく非難しました。彼らは自分が犯したことの重大さに気付き、恐怖と不安を感じていました。ある人は静かに話を聞き、ある人はほかの人を呼んで一緒に話を聞きました。ある女性は「私たちはどうすればよいですか?」と聞きました。このように、邪悪を震えあがらせる効果がありました。
2007年前後から、中国に電話をかけ真相を伝え始めました。正法の進展につれて、真相資料を配るだけは足りないと思うようになりました。電話で直接三退を勧めるのは最もよい方法です。始めたころは経験がなく脱党した人はとても少ないものでした。心配と不安を感じました。「内へ向かって探す」ことは師父の教えです。私は学法し心を修め不足を探し、正念を強くすることを決心しました。うまく三退を勧められなかったら寝ないと決めました。
師父は『精進要旨』の「はっきりと目覚めよ」の中で、「仕事の時の口調、善の心、それに加えて、道理で人の心を変えることはでき」とおっしゃいました。私はこの法理に従い、世間話から始めて三退を勧めることにしました。それから、師父が私に衆生を救い済度する扉を開けてくださいました。今はすでに5400人ぐらい(この1年近く脱退した人数)が脱党に応じてくれました。中には市役所の官僚から公安局、企業家、家庭主婦に至るまで各階級の人がいました。師父のご加護のもとで、高官にしても、民衆にしても平静に話すことができました。こうして偉大な法理の奇跡の効果が現れました。師父の教えに従えば、師父が私たちを助けてくださり、奇跡を見せてくださいます。
電話の中で汚い言葉が毎日聞こえます。以前は心が動揺していましたが、今は平然としています。歴史で発生した事件と善悪の報いの関係、大法の素晴らしさなどを話します。また話すときは、親切で穏やかな口調を心がけています。
(続く)
2010年1月9日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/12/5/213722.html)
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