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神韻公演、ボストンの文化芸術界に衝撃(写真)

(明慧日本)神韻巡回芸術団は2010年1月9日午後2時、ボストンで開催した今年度第2回目の公演が、観衆の待ち望む中で開幕した。観衆は目の前の強烈で美しい舞台に目を奪われた。今回の公演は著名な芸術家や多くの華人らが鑑賞した。

北米書画芸術家協会の秘書長・周文煕氏

 北米書画芸術家協会の秘書長であり、パリ書画学会芸術顧問でもある周氏は、鑑賞している間、幾度となく感激して涙があふれたという。 

 周氏は感想を次のように語った。「神韻の舞台は素晴らしかったです。バックスクリーンに映ったすべての映像が舞台の内容とぴったりと合っていました。幼いときに連れ戻されたかのようにリアルでした。各民族の舞踊や音楽は特色を持っており、現地の生活を生々しく表現していました。昔、各民族の間は調和が取れていたのですが、今日になってなぜこんな風になったのか分かりません。この公演を中国で開催すれば、きっと成功を収めるでしょう」

 「中国の若い世代は伝統文化・歴史・芸術についてよく理解しておらず、とても残念に思います。私は今年で70歳です。10歳ごろの出会った舞踊や音楽を思い出すと、いまでも楽しいです。神韻公演を観ると、特にある場面を観れば、すぐ涙が出ます。例えば法輪功が迫害を受けている演目、新聞でさえ読んでいても、涙が止まりません」

 「音楽と背景の映像がよく調和されています。私は美術の仕事に携わっているので、美しいものはすべて好きです。バックスクリーンに映った風景と舞台の衣装が魅力たっぷりで素敵でした」

 周氏は涙ぐんで続けて語った。「中国では神を信じる伝統があって、私達の時代は幼いときから『神州大地』という言葉をよく知っているのです。なぜ『神州大地』と言うのかといえば、神の大地だからです。だから、中国共産党のよく宣伝している無神論は到底受け入れることができなかったのです。中国人は昔から私達の年代まで、天と地を敬っていました。共産党の唱えた『天と戦い、地と戦う』とはなんという考えなのでしょう。だから、小さいときからこれを受け入れることができなかったわけです。ここで言えて、とてもすっきりしました」

 「神韻公演が中国で開催されることが私の一番の望みです。親戚から友達まで皆が神韻を観られるように祈ります」

芸術家・黄鏡明氏

 北米中国語作家協会のニューイングランド分会の理事・米国米中文化研究所の研究員・北米書画芸術家協会副会長・パリ書画学会芸術顧問の黄鏡明氏は、今回の神韻公演を鑑賞した。

 鑑賞後、次のように語った。「私は去年も神韻公演を観ました。観衆達は公演を通して、視覚と聴覚で確かに本物の中国伝統文化と接触できて、心の向上ができたように感じました。美学の理論によれば『少しずつ浸透することにより変化が起こる』現象の現れだと思います」

 「今年の舞台はリアルで切実な思いを感じました。アーティスト達は全身全霊で自分の役割を演じていたため、わずかな動作でも、例えば一瞬の顔の豊かな表情でも、観衆の心を動かしてしまいます。舞踊の中に多くの高度な技巧があるのですが、全体がよく協力し合った結果、調和された効果をもたらしました」

 「リアルで切実な思いを伝えていくのは、すべてのアーティスト達の個人個人の修養、中華民族の舞踊の表現・民族の音楽の表現などに熟知する程度に掛かってくると思います。バックスクリーンに映った映像・照明・衣装も中国民族の多くの特色が含まれていたのです。これらをもって中国伝統文化を再現した結果、舞台の成功と人を動かす芸術の浸透力の大きさが確実なものとなりました」

 黄氏は続いて強調した。「舞台の演出は最初から最後まで、優美な芸術形式を持って絶妙で美しい芸術文化を伝え、全体から多彩で豊かな中国伝統文化の芸術的な美しさを描き出しました。総合的な舞台には、観衆と密接な関係と切り離すことができず、立体的で平面的ではなく、アーティストと観衆が一体となってこそようやく成功を収めます」

 「時には音楽のテンポが速くなって、時代の雰囲気をより感じさせました。オーケストラ生演奏による伴奏で、舞台がより盛り上がると共に、観衆に親近感を感じさせました」

 「優美で叙情的な舞踊の代表は『袖の舞』で、三段式の代表は『タイ族の踊り』『チベット族の踊り』でした。スピードのある中に叙情があり、優美さをもって『善と美』の観点を表現し、芸術の浸透力があってこそ観衆の共鳴を博せると思います」

 中国の戦争時代を経てベトナムへ移民し、現地でかつて華人学校長となった陳維老氏と夫人は、神韻公演を鑑賞した。「偉大な公演です」と感無量で述べた。

 続いて次のように感想を語った。「私は今まで、このような素晴らしい舞台を観たことがありません。かつて、海外と中国で多くの舞台を観ましたが、比べものにもなりません」

 「とても良かったです。軽やかなステップが揃い、ダンサー達がよく合っているものだとつくづくと感じました。バックスクリーンの画像が非常に美しいです。特に『山を切り開き、母を救う』の演目のとき、背景に映った映像に強い感動を受けました」

 「私は誰の肩も持ってないつもりです。しかし、良いものであれば賛成し、でないと、反対します。神韻公演は『真・善・忍』の博大な思想を表現したと同時に、社会の白と黒、正と邪も正しく表現できて、素晴らしいと言わざるを得ません」

 「白雲神仙の演目が清らかで、神秘的で美しい境地に導いてくれました。ミョオ族の踊りもとても好きで、またその衣装・音楽・バックスクリーンの映像にも感動を覚えました。妻も感激していました」

オペラ歌手・シシリア ウリクラ(Cecilia Urrejola)氏

 チリでオペラ『胡蝶夫人』の主演として、22年の経歴を持つウリクラ氏は「とても素晴らしかったです。必ず人と分かち合わなければなりません」と思わず涙を流した。彼女の夫が2年前に亡くなって以来、彼女が生きる希望を失い、娘を元気づけるため、神韻のチケットを購入したという。

 ウリクラ氏次のような感想を語った。「公演の初めから最後まで絶えず涙があふれて来ました。特に声楽家の歌を聞くと、涙が止まらず、最高の舞台に出会いました。神韻公演を観て生き返りました。神韻に感謝します。来年、必ずまた観に来ます」と、記者の手を固く握って感謝の意を表した。

 2010年1月13日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/1/10/216059.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/1/11/113816.html

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