■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/01/17/mh185446.html 



河北省女子労働教養所の警官の暴虐(一)

(明慧日本)河北省女子労働教養所は石家庄市石銅路に位置している。外観はきれいに見えるが、中に拘禁されている法輪功修煉者たちは拷問を受けている。

 一、強制洗脳・信仰への迫害・人格破壊

 この労働教養所には数百人の女性の法輪功修煉者が監禁されている。ここに送り込まれた法輪功修煉者は、まず独房に監禁され強制洗脳をされる。法輪功と法輪功の師父を侮辱するよう強要され、法輪功を非難するいわゆる「三書」を書かない修煉者には拷問が加えられる。

 第一大隊に拘禁されている石家庄市の法輪功修煉者・馮小梅さんは「三書」を書かなかった。大隊長の劉子維は、一般の受刑者・朱麗英・劉宗珍・斉小露らを送り込み、馮さんに座禅の姿勢をさせ、6時間も縛りつけた。強烈な痛みのため馮さんは悲鳴を上げたが、入口にいた警官は知らぬふりをし、当番の警官はドアを閉じて無視した。拷問により馮さんは足が腫れ上がり、縛りつけた縄を外された後、すぐに直立不動の姿勢を強制され、睡眠を奪われた。両足は数ヶ月間も腫れあがり、歩行困難になった。トイレに行くことさえも許可されなかったため、数ヶ月間にわたり大量の血便が出続けた。しかし警察は治療しようともせず、家族との面会を禁止したばかりか、家族に病状さえ知らせなかった。

 法輪功の修煉をやめる保証書を書かなかった修煉者は、手錠をはめられ、直立不動の姿勢を強制された。寝ることやトイレに行くことも許されない、食事と水も与えられないなどの虐待をされた。迫害に耐えられず、一部の法輪功修煉者は「三書」を書いてしまった。しかし労働教養所は、彼らが再び修煉に戻るのを恐れ、法輪功と法輪功の師父を侮辱する本、DVDを見るように強要し続けた。連日の強制洗脳で「転向」させられた修煉者たちを監禁するため、第二大隊・第三大隊に移動させた。毎日、長時間労働を強要し、考える隙も与えないようにした。

 二、強制労働させ、利益を搾取する

 2008年から2009年の前半、労働教養所に監禁されている人のうち、法輪功修煉者は8割を占めていた。労働教養所は国の予算で立てられた機構で、監禁されている人数により、経費が与えられる。しかし、受刑者達の労働による収入は、警官たちで分け合っている。正確に言えば労働教養所は人件費がかからない工場である。

 監禁されている受刑者は毎朝7時に食事を取り、十数分後に労働を開始し、12時の昼食時間まで働き続ける。昼食後は、十数分間休憩を取る時もあるが、休憩なしで夕食の時間まで働かされる時もある。夕食後、第二大隊・第三大隊では毎晩21時まで残業をさせられる。24時まで残業する時もある。第一大隊では、2009年の夏期にはいつも深夜の2時、3時まで残業を強要された。任務を完了できなかった組は夜通し働かされるか、あるいは直立不動の姿勢を強制された。深夜の残業実態を隠すため、第一隊の隊長・王維衛と劉子維は22時に消灯する命令を出した。残業は、豆電球の下で働くしかなかった。一日中働き通して疲れた人たちは、さらに暗い場所で過酷な労働を続けさせられた。多くの人が両眼を赤く腫らし、視力は大幅に低下した。

 労働教養所の野菜は、監禁されている人が耕作したもので費用もかからない。しかし、上級部門が検査に来た時以外は、食事に肉が出ることはほとんどない。おかずは水で煮たもので、油もほとんどない。

 三、強制労働を拒否した法輪功修煉者を虐待

 迫害・苦役を拒否した法輪功修煉者が、他の修煉者に影響を与えることを警戒している。強制労働を集団ストライキされるのを恐れ、独房に監禁している。一般の受刑者ら2〜3人に指示し、監視をさせたうえ虐待し、迫害した。

 大隊長・劉子維や王維衛らは、法輪功修煉者・張艶春さんを迫害するため、一般の受刑者である朱麗英・劉娟・劉宗真・呉海霞・李麗娟らを送り込んだ。張さんは、朱麗英らに衣服を剥ぎ取られ裸にされたうえ、殴打され全身傷だらけになり、目にも青アザができた。釈放の時期になっても目のアザがまだ消えなかった。張さんが釈放後に提訴するのを恐れた警官は、釈放を2ヶ月間延期し、目の傷が完全に消えてから釈放した。張さんは釈放される1ヶ月前まで朱麗英や宗東栄らに毎日殴られ続けた。朱麗英らは「法輪功修煉者を殴っても罪に問われないので、思い切り殴れと、大隊長から言われているんだ」と言い放った。朱麗英がいくら殴打しても大隊長は責任を問わないが、法輪功修煉者が反抗したり警官に助けを求めたりすると迫害はさらにひどくなった。

 保定市の法輪功修煉者・陳秀梅さんは労働教養所に送り込まれる前はキレイな顔立ちの人だった。しかし第一大隊では、殴られて歯が全部抜け落ちた。衣服を脱がされて肌着も奪われた。冬の綿入れの服を支給する時、大隊長・王維衛は、強制労働を拒否した法輪功修煉者には配らなかった。50代の陳さんは、冬に肌着もなく毎日寒さで震えているが、警官はそ知らぬふりをしている。

 2010年1月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/13/216205.html

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