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カナダ警察、神韻芸術団専用バス破損事件を調査(写真)

(明慧日本)2010年1月6〜23日までカナダ東部で巡回公演を行う神韻芸術団は1月13日、首都オタワとモントリオール市で何者かによって芸術団専用バスを傷つけられた被害に遭った。関係者の話によると、右側の前輪のタイヤにナイフで切られた2本の細い傷が発見されたという。車修理工場の話によると、このまま高速道路を走るとパンクしやすく、横転する危険性が高いという。現在、カナダ警察が調査に乗り出している。

ごく薄い刃物で傷つけられたタイヤ
ごく薄い刃物で傷つけられたタイヤ

 バスの運転手・梁さんは、「神韻のバスが傷つけられるのは今回が初めてではありません」と話す。梁さんは毎日、特にタイヤの検査を厳重に行っているという。

 運転手の梁さんは傷を発見した経緯を次のように語った。「1月12日の朝、バスを検査していた時、右前輪のタイヤの外側に刃物で切られた傷を発見しました。それは上から下に伸びており、外観から約6センチの傷にしか過ぎませんでした。しかし、13日にモントリオールに到着後、同じタイヤにもう1本の12センチほどの傷が見つかり、それで私は疑問を感じ、バスを修理工場へ出しました」

 工場の検査で、この2本の傷は非常に薄い刃物で切られたことが分かった。整備士よると、このような傷は最も危険で、気付きにくく、乗客を乗せて高速で走るとパンクしやすいため、直ちに交換しなければならないという。

 昨年、神韻芸術団はアメリカ・フェニックス市での上演期間にも、バスのタイヤが切られ、走行中にパンクした事件が起きた。

 神韻芸術団のバスへの破損行為に対して、前中共幹部の李鳳智氏、張凱臣氏は次のよう述べた。

 中共国家安全部対外情報の元警察官・李鳳智氏は「中共は神韻の公演規模が引き続き拡大していくのをみて、びくびくしており、仕方なく陰で破壊工作を行うようになった」と語った。

 フィラデルフィアで神韻公演を鑑賞し、「純善、純美を極めた最高の舞台」と称賛した中共瀋陽宣伝部の元連絡部長・張凱臣氏は「神韻芸術団が設立されたその日から、中共による妨害は絶えることなく続いていると思います。中共は手段を使い尽くしましたが、神韻を阻止する企みはすでに失敗したため、仕方なくこのような破廉恥なことをしているのです」と述べた。

 2010年1月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/18/216501.html

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