■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/01/20/mh224646.html 



フランス・テレビ局報道「中共は臓器狩りで利益を貪る」(写真)

(明慧日本)法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)は2009年12月3日、フランス国会で中共による法輪功への迫害について討論会を開催した。国会議員2人、フランスの著名な外科医のフランシス・ナバーロ氏、フランス医学科学院院士のイヴ・シャピュイ氏、アムネスティ・インターナショナルおよび世界死刑廃止連盟の代表が出席した。カナダの前アジア大洋州担当大臣のデービッド・キルガー氏、フランス国際テレビ局の前中国語部主任の呉葆璋氏が討論会で発言した。

デービッド・マタス氏(左)、デービット・キルガー氏(右)

 高視聴率を誇る海外向け放送のフランス・テレビ局(TV5)は2010年1月7日、中共が法輪功修煉者の生体から臓器を摘出し、利益を貪っていることについて報道した。以下は番組の内容である。

 司会者:あなたは海外の保健衛生に関心を持っており、中共の臓器売買事件も耳にしたそうですね。

 クレア・ファインスタイン記者:聞きました。臓器売買のことについて、私達は貧しい人達が生活のため仕方なく自分の腎臓・角膜などを売って少しでも収入を得ようとしていると、ほとんどの人がこのように考えているようです。その臓器を金持ちの移植希望患者が買い求めており、すなわち『臓器移植ツアー』のことです。このようなツアーはインド・フィリピン・エジプトで盛んに行われており、去年の統計によると、6800例の腎臓移植ツアーが実施されました。この三つの国が臓器移植ツアーの10%を占めています。しかし、臓器の出所は、実は中国から……。

 司会者:中国のことをいうと、恐怖を感じているように見受けますが。

 記者:そうですね。想像もつかない恐怖が存在しています。数年前、中共は国際社会の圧力により、臓器の提供者は主に死刑囚のものだと認めたのです。これはすでに道徳に反する行為であるのに、今はさらに酷くなっています。2006年、デービッド・マタス弁護士とカナダの前アジア大洋州担当大臣のデービット・キルガー氏は、非政府組織の要請を受けて調査した結果、中国で今行われている臓器売買数が処刑された死刑囚の数を遥かに超えたことに気付きました。 

 実は少しでも深く探ると、目を疑うような恐ろしい実体を見つけることができます。その被害者は、中国の法輪功修煉者です。法輪功は佛家の功法で、学ぶ人はすべて平和を愛する人で、中国では学ぶ人が非常に多いのです。1999年7.20から中国共産党が法輪功を弾圧して以来、多くの修煉者が労働教養所などに送られた後、大部分の人が釈放されず、そのまま強制的に臓器のドナーにされてしまったのです。

 司会者:事実だという証拠があるのでしょうか?

 記者:調査団の調査結果が十分過ぎるほどあります。調査の報告書の中には、医師や軍医が麻酔を施さず、強制的に修煉者の身体から角膜・腎臓・肺臓・心臓などを素早く切り取ったと書き記してあります。

 司会者:遺体を焼却すると、証拠がなくなるのではありませんか?

 記者:その通りです。当然ながら家族にも知らせず、司法の手続きも一切ないまま、人が蒸発したことになってしまったのです。

 司会者:不可解なのは、このような収容所には他の人も監禁されているのですが、なぜ法輪功修煉者だけが監禁されると採血されるのでしょう?

 記者:非政府組織は緊急報告を出しており、中国には収容所が300カ所以上あり、30万人が監禁されており、およそ15万人が法輪功修煉者です。法輪功修煉者だけが採血されるという報告がありました。これは臓器移植用に下準備をしていると言われています。

 司会者:先ほど言っていた2人の調査員は、すでに証拠を掴んだのでしょうか?

 記者:彼らはすでに調査結果を『血まみれの臓器狩り』という本にして出版したのです。130ページもある調査報告書です。中には、52の証拠と証言があり、医師や奇跡的に逃亡できた被害者及び公立・私立病院の証言の録音があります。医師達は臓器を必要とするとき、いかに簡単にすぐ入手できるかという話をしていました。法輪功修煉者がすでに生きているドナーバンクとなっていることがうかがえます。

 司会者:中共は実に愚かなことをしでかしましたね。フランスのモンペリエ市立大学の医療センター(CHU)の肝臓と消化系統移植科の主任外科医のフランシス・ナバーロ氏を移植手術の育成のために要請しましたからね。

 記者:彼は中国の外科医の移植手術の育成のために招待されたそうです。フランス人は移植手術に精通していますからね。しかし、彼は中国側が移植日を確定していたことにびっくりしたそうです。明らに生きているドナーが必要だということです。それでも、彼はドナーの提供者はおそらく患者の親族だと思い、ドナーの提供者と患者の治療ファイルとプログラムを中国側に求めると、なんと、相手は「そういうものはありません。ドナーの提供者を知らないし、いつ移植を行うかも分からない」と言われて驚きました。

 司会者:このことについて国際社会の反応を討論する前に、フランシス・ナバーロ教授と記者は調査した結果を一冊の本にまとめて数週間後に出版する予定です。これについて、国際社会はどのような反応を示すでしょうか。一つの角膜は3万ドル、肝臓が10万ドル、肺臓が15万ドルだそうです。本が出版された後、引き続き討論しましょう。

 2010年1月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/18/216441.html

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