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娘の釈放を求める母親(写真) (明慧日本)河北省石家荘市に住む呂淑琴さんの2人の娘と2人の婿はみな法輪功修煉者である。長女の馮暁梅さんの夫・王宏斌さんは2003年、法輪功を修煉したため、迫害されて死亡した。
中共が法輪功を迫害する前、馮暁梅さん一家は幸せに暮らしていた。馮さん夫婦は、長春郵便学院を卒業して、河北省郵便局に就職し、電話装置関係の技師であった。 馮さんは仕事にとても熱心で有能で、30歳の若さで工場の主任技師になった。夫の王さんは、物静かで人を助けることが好きで学識深く、上品な読書家だった。息子の王博如ちゃんはよい子だと評判だった。 以下は、呂淑琴さんが娘の釈放を求める手紙である。 「 私は呂淑琴で馮暁梅の母親です。今年67歳で、河北省石家荘市槐北路に住んでいます。私の娘・馮暁梅は2009年4月27日、法輪功を修煉したため、石家荘市公安局、石家荘市裕華分局、藁城市公安局、良村開発区公安分局、開発区派出所の警官らに強制連行されて、1年半の労働教養を科されました。 現在、娘は労働教養所で健康状態が悪くなり、数カ月間にわたり大量の血便がありました。医者は、腸結核か、腸癌の可能性があると診断しました。こんなに病弱な娘に、労働教養所は毎日重労働を科し、毎日疲れ切って、苦しくてベッドで動けなくなったそうです。 私は母親として娘のことをとても心配しています。ここで各関連部門にお願いします。情況を考慮して、娘の一時出所を許可してください。私はいろいろな困難を乗り越えて、2人の娘を育てました。2人は善良で、勉強がよくできて、人柄もよく、仕事も有能です。長女は電子専門のエンジニアで、法輪功を修煉した後、人間関係がよくなり、仕事も頑張って会社に大きく貢献し、上司からよい評価を得ました。 法輪功の修煉で娘2人は、「真・善・忍」に基づき、トラブルがあったときは、自分の内に向けて探し、平和な生活をしていました。 2人の孫もかわいく、2人の婿もよく親孝行をしてくれました。私は一生苦労をしてきましたが、晩年には幸せな生活を送れると思いました。しかし、思いもよらず、1999年7.20、江沢民が法輪功への弾圧を始めました。それから、私の家庭には災難が絶えませんでした。 長女の夫の王宏斌は法輪功を修煉するという理由で、警官に石家荘の労働教養所に入れられて迫害され、2003年10月9日に亡くなりました。次女の馮暁敏は、2004年5月、法輪功の修煉を堅持するという理由で迫害されて亡くなりました。次女の夫の王暁峰は同様に法輪功の修煉を堅持するという理由で、警官に常に私生活を妨害されて、仕方なく路頭に迷う生活を強いられました。 現在、長女も、法輪功の修煉を堅持したため、労働教養を科されました。私には、19歳と7歳の孫がいます。私が育てなければなりません。長女が労働教養所に入れられる前、私たち4人の生活は、長女が支えていましたが、今、孫たちの授業料を支払うどころか、私たちの生活さえ成り立たなくなっています。今後、どうやって生きていけるかわかりません。 私は、苦労して2人の娘を育てましたが、70歳近い私が、二度も若者を先に送ってしまう悲しい経験をしました。私の回りの法輪功修煉者は、みんな修煉して元気になり、治療代を節約できただけでなく、とても優しくなりました。私の娘たちは法輪功を修煉してから、心身ともに元気になりました。 これらのことは悪いことでしょうか。政府はなぜ法輪功の修煉を許さないのでしょうか。なぜ、政府は法輪功修煉者を捕まえるのでしょうか。私には本当に理解できません。 話によると、去年、河北女子労働教養所に拘禁されている人の80%は、法輪功修煉者だそうです。本来、労働教養所は、人のものを奪ったり、盗んだりした人や麻薬犯、売春をした人などを拘禁するところだとよく聞いていますが、なぜ警察は社会に害をもたらす人を放っておき、「真・善・忍」に従うよい人を捕まえるのですか。今の中国はどんな世の中なのですか。 娘を労働教養所に入れた関係者たち、あなたたちも、家庭を持っていますね。自分の家族と一緒に幸福な生活を送りたいのですよね。あなたたち一家が団欒して幸せな時間を過ごすときに、苦難と迫害を受けている、家庭のことを考えてみてください。 ここで私は「私たちの特別に困った情況を考慮して、私の家庭と娘が救われるように、一家の生存の道ができるように、娘の一時出所を許可してださい」と関係者たちにお願いします。 馮暁梅の母・呂淑琴 2010年1月22日 (中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/1/13/216183.html) |
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