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娘の釈放を求める母親(写真)

(明慧日本)河北省石家荘市に住む呂淑琴さんの2人の娘と2人の婿はみな法輪功修煉者である。長女の馮暁梅さんの夫・王宏斌さんは2003年、法輪功を修煉したため、迫害されて死亡した。

 その1年後に、次女の馮暁敏さんも同じように迫害されて死亡した。呂さんの夫は2005年の初めに、ショックを受けるとともに警官から多くの嫌がらせを受けてこの世を去った。長女の馮暁梅さんは、いまだに労働教養所で迫害を受け、重病になっても奴隷のような労働を強いられている。

長女の馮暁梅さん一家

 中共が法輪功を迫害する前、馮暁梅さん一家は幸せに暮らしていた。馮さん夫婦は、長春郵便学院を卒業して、河北省郵便局に就職し、電話装置関係の技師であった。

 馮さんは仕事にとても熱心で有能で、30歳の若さで工場の主任技師になった。夫の王さんは、物静かで人を助けることが好きで学識深く、上品な読書家だった。息子の王博如ちゃんはよい子だと評判だった。

  以下は、呂淑琴さんが娘の釈放を求める手紙である。

 「 私は呂淑琴で馮暁梅の母親です。今年67歳で、河北省石家荘市槐北路に住んでいます。私の娘・馮暁梅は2009年4月27日、法輪功を修煉したため、石家荘市公安局、石家荘市裕華分局、藁城市公安局、良村開発区公安分局、開発区派出所の警官らに強制連行されて、1年半の労働教養を科されました。

 現在、娘は労働教養所で健康状態が悪くなり、数カ月間にわたり大量の血便がありました。医者は、腸結核か、腸癌の可能性があると診断しました。こんなに病弱な娘に、労働教養所は毎日重労働を科し、毎日疲れ切って、苦しくてベッドで動けなくなったそうです。

 私は母親として娘のことをとても心配しています。ここで各関連部門にお願いします。情況を考慮して、娘の一時出所を許可してください。私はいろいろな困難を乗り越えて、2人の娘を育てました。2人は善良で、勉強がよくできて、人柄もよく、仕事も有能です。長女は電子専門のエンジニアで、法輪功を修煉した後、人間関係がよくなり、仕事も頑張って会社に大きく貢献し、上司からよい評価を得ました。

 法輪功の修煉で娘2人は、「真・善・忍」に基づき、トラブルがあったときは、自分の内に向けて探し、平和な生活をしていました。

 2人の孫もかわいく、2人の婿もよく親孝行をしてくれました。私は一生苦労をしてきましたが、晩年には幸せな生活を送れると思いました。しかし、思いもよらず、1999年7.20、江沢民が法輪功への弾圧を始めました。それから、私の家庭には災難が絶えませんでした。

 長女の夫の王宏斌は法輪功を修煉するという理由で、警官に石家荘の労働教養所に入れられて迫害され、2003年10月9日に亡くなりました。次女の馮暁敏は、2004年5月、法輪功の修煉を堅持するという理由で迫害されて亡くなりました。次女の夫の王暁峰は同様に法輪功の修煉を堅持するという理由で、警官に常に私生活を妨害されて、仕方なく路頭に迷う生活を強いられました。

 現在、長女も、法輪功の修煉を堅持したため、労働教養を科されました。私には、19歳と7歳の孫がいます。私が育てなければなりません。長女が労働教養所に入れられる前、私たち4人の生活は、長女が支えていましたが、今、孫たちの授業料を支払うどころか、私たちの生活さえ成り立たなくなっています。今後、どうやって生きていけるかわかりません。

 私は、苦労して2人の娘を育てましたが、70歳近い私が、二度も若者を先に送ってしまう悲しい経験をしました。私の回りの法輪功修煉者は、みんな修煉して元気になり、治療代を節約できただけでなく、とても優しくなりました。私の娘たちは法輪功を修煉してから、心身ともに元気になりました。

 これらのことは悪いことでしょうか。政府はなぜ法輪功の修煉を許さないのでしょうか。なぜ、政府は法輪功修煉者を捕まえるのでしょうか。私には本当に理解できません。

 話によると、去年、河北女子労働教養所に拘禁されている人の80%は、法輪功修煉者だそうです。本来、労働教養所は、人のものを奪ったり、盗んだりした人や麻薬犯、売春をした人などを拘禁するところだとよく聞いていますが、なぜ警察は社会に害をもたらす人を放っておき、「真・善・忍」に従うよい人を捕まえるのですか。今の中国はどんな世の中なのですか。

 娘を労働教養所に入れた関係者たち、あなたたちも、家庭を持っていますね。自分の家族と一緒に幸福な生活を送りたいのですよね。あなたたち一家が団欒して幸せな時間を過ごすときに、苦難と迫害を受けている、家庭のことを考えてみてください。

 ここで私は「私たちの特別に困った情況を考慮して、私の家庭と娘が救われるように、一家の生存の道ができるように、娘の一時出所を許可してださい」と関係者たちにお願いします。

 馮暁梅の母・呂淑琴

 2010年1月22日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/1/13/216183.html

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