■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/01/26/mh282744.html 



全体で協調することは効果的で威力は絶大

(明慧日本)全体の協調について、『2009年大ニューヨーク国際法会での説法』の勉強を通じて、師父から次のように教えられました。「仕事を指示されたら、それをやりたがらず、自分のやりたいことしかやらない人がおり、それぞれ自己中心的に動き、それではいけません。まさにこのこぶしを突き出すように、五本の指は固く握って初めて威力が発揮できます。(こぶしを握るしぐさをする)各指がそれぞれ自分のやりたいことをやっていれば(五本の指を広げ、各指を示して)、力が入らず、威力が発揮できません。そうではありませんか? 皆さんは企画を立て、段取りをすべきであり、しっかり協調し、互いに良く協力しあうべきです」

 以前、全体の力について認識できず、「全体の協調」について、法の上で深い認識がありませんでした。師父は立て続けに説法の中で全体が協調し合う重要性に言及されてから、やっとこの法理について再認識できました。この面において、自分の不足を認識できたため、より多くの同修と協調し合い、私心を取り除き、隔てをなくして、全体に溶け込む努力をするようになり、全体で協調するときの威力が大きくかつ効果的であることを深く認識できるようになりました。

 ここで、私たちが互いに協調した良い経験を交流したいと思います。真相紙幣の印刷から話したいと思います。以前、同修のところで真相紙幣の両替をしてもらいましたが、両替用のお金が足りませんでした。現在、同修たちの協調により、仕事の都合を利用して、銀行で両替してもらうことができるようになりました。ある同修はお小遣いを貯め、平らにした紙幣を印刷する所に持っていきます。また、仕事に有利な条件を利用しました。例えば、レジ係や物売り、従業員に給料を支払う経営者の大法弟子は大量の真相紙幣を人々に配ります。真相紙幣の流通によって、たくさんの世人が真相を目にすることができました。

  今年の初めに、携帯電話を購入して、真相のショートメールを1人で配信していましたが、現在は6、7人の同修と一緒に真相メールを配信するようになり、環境が大きく変わりました。以前はテレホンカードの購入から、メール内容の編集、グループ発信の設定まで1人でこなさなければなりませんでしたが、今は同じ内容の仕事を全体で行っています。

  同修のおかげでショートメールを連続配信する機能付きの携帯電話も手に入れました。その携帯は一つの電話番号を入力するだけで、後は自動で次の番号を検索して、発信してくれるのです。毎日、通勤バスの中で利用するのはとても便利です。もう一種のグループ配信できる携帯も入手しました。明慧ネットで検索した迫害加担者の電話番号を携帯に入力して、真相をこれらの宛先に送ることができます。暴言を吐く人もいれば、真相を知り、お礼を言う人もいます。その時、いつも励まされ、無駄ではないことを認識させられます。

  たとえ、1人だけでも救えるなら、それもよいのです。その場では頑として聞く耳を持たなくても、チャンスを与えることは大切です。もしかして次回、時期が来れば理解できるようになるかもしれません。携帯電話のショートメールを利用して真相を伝えることはとても素晴らしいのです。現在、このグループの皆は携帯電話を持っています。ショートメールは簡単明瞭で、使いやすく、配信を終えたら、電池とカードを取り出せば安全、というメリットもあります。これを実行して以来、たくさんの経験を積むことができて、ここまで歩んでこられました。真相を伝えると同時に多くの人心を取り除くこともできました。例えば、悪意の暴言を書いたメールを見たら気分が悪くなりますが、内に向けて探してみると、自分の不純な心を見つけることができます。

  衆生を救い済度する時、持つべき責任感と使命感が欠けているため、慈悲の心を持てない私は、師父の要求とかけ離れ、本当に恥ずかしく思います。従って、このような常人の考えを取り除いて、神の正念と慈悲を持って、心から衆生を救い済度したいと悟りました。

 携帯電話を使って真相を伝えているだけではなく、真相の手紙も郵送しています。ショートメールの時と同じように全体で協調して、明慧ネットで集めた住所と真相を手紙にし、多くの同修に分けて、各地区の郵便ポストに投函してもらいます。皆で行えば、量も増えて、速いのです。このことを行う過程において、ある同修は、あまり表に出てこない、あるいは恐れる心を持っている同修のために、完成した真相手紙をそれらの同修の手元に届け、「ただ手紙をポストに投函するだけで、何も起きませんから、とても安全です」と説得します。

  徐々に、同修の恐れる心が消え、少しずつ表に出るようになりました。また、真相VCDとDVDも一緒に焼き増ししました。全体の協調は本当に力強いのです。ディスクを買ってくる学習者とラベルを印刷する学習者や、焼き増しをする学習者や、それらの真相ディスクを配る修煉者もおり、皆は自分の能力の範囲内で協力し合って、円融しています。

 実は、多くの同修は内心ではとても大法のことを実行したいと思っていますが、恐れる心などの執着心が表に出てくる障碍になっています。さらに同修から、軽蔑の目で見られ、遠ざけられたらと思い、これらの同修は表に出ることができないのだと思います。このような同修に応援の手を差し伸べてあげなければ、一つの全体といえるでしょうか。「全体の協調」まで至るにはなおさらだと思います。

  私たちは誰でも修煉状態が良くないとき、あるいは、一つの難に留まって、乗り越えられない時があると思いますが、その時に誰かが自分を助けてくれることを切に望みます。手助けをしてもらい、自分の不足を認識できれば本当に一つの飛躍になると思います。ならば、落後してしまった同修を見かけたら、真心を持って、根気よく応援して、置き去りにしないでください。師父は1人も落後させません。師父の法を正すお手伝いする同修とは、なおさら、肩を並べて前に進み、手をつないで誰も落後させないように、共に向上しなければなりません。

 全体の協調は、各面において現われてきます。学法する時や、事に当たる時だけではなく、迫害を解体する時や、同修を救援する時にも現れます。今年、私の地区の「610弁公室」は洗脳班を設置し、大勢の大法弟子を強制連行した上、地区の全ての留置場、労働教養所及び刑務所内に強制収容されて転向しない大法弟子を洗脳班に強制連行して、邪悪なでっちあげを用いて洗脳しています。

  これはこの地区の全体に漏れがあり、良く行なえてないから邪悪に隙に乗じられた現れに違いありません。毎日、同修が立て続けに洗脳班に強制連行されるニュースを読み、私たちはもうこれ以上、邪悪を勝手気ままをさせることはできないと認識しました。洗脳班の背後の邪悪を解体しなければなりません。私たちは交流を通じて、原稿を書きだして、明慧に投稿しました。

  文章の趣旨は「全体で、洗脳班を解体するよう正念を発する。夜の8、9、10時は正念を発して同修を救援する」というものです。中には、洗脳班に送られ、労働教養所、刑務所から戻った同修がいました。間もなく家に戻る同修もいました。全力でその洗脳班を解体しなければなりません。これはまさに正と邪の戦いではありませんか。私たちは集めた悪人の住所、電話番号と名前を、全部明慧ネットを通じて暴露しました。こうすれば市内全体の大法弟子が知ることができ、海外の同修も応援できるようになります。

  ある同修たちは迫害の資料を、資料と小冊子に編集して配りました。またショートメールを配信したり、真相の手紙を投函したりする同修もいました。同修と一緒に洗脳班を即刻解体するように正念を発しました。かつて強制連行されて、間もなく帰宅する同修がいました。労働教養所はその同修の収容期間を勝手に先送りし、さらに面会の時に、出所後ただちに彼を洗脳班に送り込むと言いふらしました。もうこれ以上みすみす同修が連行される事を許すわけにはいきません。正念を発する強度を上げることにしました。すると7、8、9時の正念のエネルギー場が強く、多くの同修が発正念に参加していることを感じました。もう絶対に、610弁公室に私たちの同修を強制連行させたりしません。

  強制連行された同修を出迎えに行くため、ある同修は労働教養所に行き、正念を発し、師父の慈悲なるご加護のもとに、その同修を外に連れ出すことに成功しました。またもう1人の大法弟子がこの大きな正法の流れに戻ってこられました。その同修が後になって教えてくれました。「毎日たくさんの真相が書かれている郵便物が警官らの手元に届くのです。郵便の内容を私たちの前で読みあげる警官もいます。ある警官は『私はあなたを迫害なんかしていない、私はただの運転手で関係ないよ』と言い訳などをして動揺していました」と言うのです。

  この現象から見て、それらの警官は本当に真相を理解して、あのような邪悪な事に参与したくないのでしょう。2、3日が経ち、あの洗脳班の背後の邪悪は解体され、皆が家に戻ったと同修から連絡がありました。このことから、大法弟子が良く協調し、正念さえ強ければ、乗り越えられないことはないと分かりました。

 同修と自分の経験を交流しました。不足なところがあれば慈悲なるご叱正をお願いします。

  2010年1月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/12/26/215069.html

明慧ネット:jp.minghui.org