河南省濮陽市の裁判所、6人の法輪功修煉者に不当判決を下す
(明慧日本)河南省濮陽市の華竜区裁判所は10月16日、非公開で6人の法輪功修煉者に対して開廷した。孟凡清さんに9年、薛玉芹さんと李財助さんにそれぞれ3年、万愛蓮さん、梁成高さん、張秀香さんにそれぞれ懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡した。孟さんは濮陽市の高等裁判所に上訴した。
孟凡清さん(45歳男性)は、河北省魏県双井鎮樊圏村に在住、清貧の生活を送り、人を助けるのが好きなことで評判の良い人である。1999年7月に孟さんは、法輪功が迫害されていることで北京へ陳情に行ったため、魏県公安局に15日間拘留され、2000年4月に1年の労働教養を科された。2009年4月20日、濮陽市城関鎮北街にある借家で濮陽市公安局分局の警官に強制連行され、私物のパソコン、プリンタ、法輪功の書籍などを没収された。その後、濮陽市留置場に入れられ、毎日十数時間の労働を強いられた。
薛玉芹さん(65歳女性)は、濮陽市鉄道局を定年退職。1999年5月に法輪功を修煉し始めて、体は元気になり、周りの人々からも大変親しまれている。2009年の春、薛さんは高価な携帯電話を拾ったが、正直に落とし主を捜して返した。落とし主は濮陽市公安局分局の女性警察官だった。
しかし、2009年5月27日、自宅にいた薛さんは濮陽市公安局分局の警官・朱志剛に強制連行された。私物のパソコン、プリンタ、法輪功の関連書籍、4000元の現金などを没収され、濮陽市の南楽県留置場に入れられた。留置場で薛さんは拷問され、家族との面会も許されなかった。薛さんは警察の卑劣な行為に抗議して断食した。現在、薛さんは体が非常に衰弱して、立つことができず、自立した生活ができなくなった。濮陽市は11月に連日大雪が降り、家族は留置場に綿入りの防寒着を届けたが、留置場側は薛さんに渡さなかった。薛さんの子供たちはこれを聞き、悲しみのあまり涙が止まらなかった。
李財助さん(70歳男性)は、濮陽市華竜区新習郷の後寨村に在住。1998年に法輪功を修煉し始めた。その後3週間で、患っていた病気が快方に向かった。中共が法輪功への迫害を始めた後、李さんは警官からの監視や嫌がらせを常に受けた。李さん夫婦は、孫の世話をするため、北京にいる息子の家に行ったが、警官は北京まで来て、嫌がらせをした。
李さんが故郷へ戻って数日後、警官・蔡文幇と村の書記・許青林は李さんの家に来て、李さんとほかの年配の3人の法輪功修煉者を縣の公安局に強制連行した。国保大隊長・張甫建はいかなる法的手続きもなく、李さんを県の留置場に送り、14日間拘禁した。その後、許昌労働教養所で1年間拘禁した。2005年6月、李さんは釈放された。
李さんに迫害を加えた人たちは、それぞれ病気になったり、交通事故に遭ったという。
万愛蓮さん(63歳女性)は、濮陽市中房錦繍花園に在住。2009年5月22日、濮陽市公安局分局に強制連行され、私物のパソコン、プリンタ、法輪功の関連書籍などを没収された。2009年9月12日、濮陽市留置場に入れられ、拘禁された。
梁成高さん(64歳男性)は、万愛蓮さんの夫で、濮陽県の映画会社を退職した職員。妻と同じ日に強制連行され、濮陽市留置場に入れられた。
張秀香さん(57歳女性)は自営業者。2009年4月20日、濮陽市公安局分局の警官に強制連行され、法輪功の関連資料を没収された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年1月28日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/1/20/216601.html)
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