■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/01/28/mh303196.html 



神韻香港公演が妨害され、台湾各界から正義の声が上がる

(明慧日本)香港政府が6人*1)の神韻芸術団の技術スタッフにビザを発給しなかったため、神韻の香港公演はやむなくキャンセルされた。この事件に対して、台湾各界は正義の声をあげ、芸術に表現の自由を与え、中国共産党に屈服してはならないと主張した。

 民衆代表:誰もが神韻を鑑賞する自由を持つべき

 台湾各地の民衆の代表たちは正義の声を発信し、神韻公演は中国古典舞踊を主な内容とするにもかかわらず、香港と中国に入れないと話した。立法委員の菅碧玲氏は「とても皮肉なことです」と示した。

 高雄市の黄柏霖議員は「公演の内容と精神的なものから、神韻は国際レベルの公演であることがすぐ分かります。各地域は神韻に舞台を提供すべきです。神韻公演は芸術と文化に対する観客の理解を助けますので、政治とは関係ありません。神韻を観た企業や個人は中国に入ることを恐れていますが、神韻と政治を混同してはいけません」と話した。

 去年神韻を鑑賞した台東県の謝明珠議員は「これほど美しい芸術公演は、どんな個人団体と国家に対しても危険がありません。なぜ神韻を妨害するのでしょうか? 人々は自分の好きな公演を選択する自由があります」と示した。

 謝氏は、香港の事件は発生してはならないと話した。「神韻は純粋な芸術公演で、中国人の信仰を表現し、国家と政府にとって危険性がありません。中国共産党がなぜ神韻を政治と関連付けているのか理解できません。自由民主の国家では起こり得ないことです」

 芸術界:香港は芸術の単純性を復元するべき

 台湾師範大学美術研究所の教授の王秀雄さんは「香港政府は神韻芸術団の技術スタッフのビザを発給しない形で、神韻の香港公演をキャンセルさせました。中国共産党の指示を受けたに違いありません」と話した。

 イギリス王立芸術学会の終身会員・陳正雄氏は「香港は昔、自由の地域でした。ビザを発給しない場合は合理的な理由が必要です。犯罪記録がない人にはビザを発給し、不公平をなくすべきです。中国共産党が香港を管理して以降、香港は自由の意識をなくしています」と示した。

 中華民国舞踊学会理事長の頼秀峰氏は「芸術は政治の影響を受けてはいけません。芸術には多くの場所を提供すべきで、芸術を抑制してはいけません」と話した。

 高雄水彩画家の陳甲上氏は「舞踊の動作は完璧です。生まれて77年来見た中で最も素晴らしい公演です」と感嘆した。

 彼は神韻の香港事件について遺憾を示した。「香港政府が中国共産党の指示を受けたのでしょう。芸術は芸術で、政治は政治なのに、香港政府は政治的に芸術の問題を扱っています」

 企業家:中国共産党の強引なやり方には驚かない

 順帆風機株式会社の社長の張淑容氏は、香港事件を聞いて「原因は明らかです。中国共産党の政治的な圧力があったはずです」と話した。

 神韻の香港公演がキャンセルされたため、すでにチケットを購入した7000人あまりの観客は損失を被った。張淑容さんは「中国政府が悪辣な政権であることは皆知っています。神韻公演を妨害する中国共産党の行為に、私は全く驚きません」と話した。

 雲林同郷会理事長の張淑容氏は2年続けて神韻を鑑賞した。去年は娘婿である順帆風機株式会社の会長の陳元祥氏と神韻を鑑賞した。「神韻は荘厳で、感動します。神様と人間が一緒にいるような感じがして嬉しいです」

 民間団体:神韻は純粋な芸術を表現した

 国際蘭馨交流協会台東支社の理事長の寥月エイ氏は、2年続けて家族と一緒に神韻を鑑賞した。また、絶えず周りの友人にこの世界一流の芸術公演を紹介した。

 寥氏の娘は幼い頃から舞踊を学んでいたが、神韻公演に深く感動し、毎年神韻を待ちわびているという。寥さんは、神韻の純粋な芸術表現を高く評価し、人々に神韻を観ることを勧めた。

 台東ボランティアサービス協会の理事長の叶純津氏は、神韻の香港公演がキャンセルとなったことに対して「中国共産党の手段は悪辣です。今度の事件は中国政府の本質を明らかにしました。中国大陸と台湾の民衆は目を覚ますべきで、中国共産党に騙されてはいけません」と示した。

 *1)1月21日時点で、7名のスタッフのビザ申請が却下されたが、その後1名のスタッフのビザ申請が口頭で許可された。

 2010年1月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/26/216961.html

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