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カリスマ裁断師が7年前に迫害され死亡した事件の真相(写真)

(明慧日本)吉林省楡樹市の法輪功修煉者・李淑花さん(32歳女性)は7年前、連行されてから14日目に留置場で迫害され死亡した。殺害者および殺害者を庇う直接の責任者は、「610弁公室」主任・李鳳林、公安局長・範宏光、国保大隊長・張徳清、留置場の警備所長・宮鉄、警官・王軍、李、孫らであり、いまだに法的裁きを受けていない。

李淑花さん

 李さんは優しいカリスマ裁断師であった。夫・楊占久さんと母親・崔占雲さんは法輪功を修煉したことで2002年に刑務所に監禁された。2003年9月24日、楡樹市公安局の警官・姜偉ら3人が李さんの自宅で李さんを強制連行した。9月26日に拘留証を送ってきたが、拘留の理由と期限も書かれていなかった。10月8日、李さんの父親が公安局に行って、李さんの釈放を求めたが、公安局の関係者は応じなかった。実際はその前日、10月7日に李さんは殴打され死亡した。警官は10月9日に家族の元に死亡通知を送った。家族は警官に李さんの死因を聞いたが、餓死だと答えた。

 その後、事情を知る人が家族に李さんが受けた迫害・死亡の経過を伝えた。李さんは連行されて留置場に送り込まれた後、警察の審問に何も答えはなかったため、数人の警官に拷問された。ビニール袋で頭を被せた後、針で指先、腕、背中、胸を刺した。李淑花さんはあまりの痛みで悲惨な悲鳴をあげ、留置場の職員や受刑者らはみんな聞こえたという。一人の警官は「誰と連絡を取っているのか、法輪功の資料はどこから来たのか言え」と言ったが、李さんは何も答えはなかった。その警官は怒り出し、拳で李さんの目を猛打し、李さんは目玉が飛び出し、その場ですぐに気を失った。警官らはその事件が家族と社会に暴露されるのを怖がり、殺して口止めしたという。

 警官らは死体を病院に運び、薬液に数日間浸した後、冷凍した。そのため、針を刺した傷もほとんど見えなくなり、顔の一部に紫色が少し残っただけで、眼球が飛び出した目は少し窪んでいてよく見ないと分からないようにまでなった。家族は公安局の法医学者に、針刺の痕について聞いたら、救急の時、刺した針の傷だと答えた。そのほかに李さんの顔に2箇所の傷があり、指先は紫で、解剖したとき、お腹には血がたくさん溜まっていた。家族は法医学者にお腹の血について聞くと、法医学者は月経による出血だと答えた。死んだ人にも月経が来るのか、月経による血はお腹に溜まるのだろうか。

 刑務所から釈放された人の証言によると、2003年10月7日、夕食を取っていた時、当番の所長・ゴン鉄、王軍、および警官・李、孫と受刑者・寇は、李さんが拘禁されている牢屋に行き、李淑花さんを引っ張り連れ去ったという。その直後、虐待されている李さんの悲惨な悲鳴が聞こえてきた。それから李さんはどこかへ移送されたが、戻ることはなかった。

 牢屋に監禁されていた人たちの証言によると、当時、李さんは健康で、精神状態も非常によかった。一人の受刑者が警官・勝に「李さんはなぜ帰ってこないのか」と聞いたが、釈放されたと答えたという。李さんが迫害されて死亡したことを隠すため、警官は受刑者に下着を配り、その下着は李さんが釈放された時に残した物だと言った。

 李さんを殺害した犯人たちは必ず法的制裁を受けるに違いない。我々は、李さんを拷問し、殺害した人を必ず追及する。

 2010年1月29日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/1/27/217046.html

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