■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/01/29/mh310527.html 



黒龍江省の法輪功修煉者、大慶刑務所で迫害され死亡

(明慧日本)黒龍江省延寿県六団郷の法輪功修煉者・張体超さんは大慶刑務所で迫害を受けた後、意識不明に陥った。刑務所側は張さんを六団郷派出所に送った。そして六団郷派出所は、張さんの子供たちに張さんを家に連れ戻すよう通知した。2010年1月22日の夜、張さんは病院で亡くなった。

  張さんは生前、何度も警察に強制連行され、留置場に拘禁された。

  2001年、秋の収穫が終わるころ、延寿県六団郷太安村の党支部書記・王雲龍と村長・趙法鋼は、同じ村に住む張さんに修煉の放棄を強いた。張さんが従わなかったため、張さんの家から大豆18袋、トウモロコシ8袋、アズキ4袋、合計30袋の食糧を全部没収した。また、張さんを土下座させて、数回顔面を殴り、張さんを長林子労働教養所に送り、労働教養3年を科した。

  家に残されている張さんの妻は、先天性の痴呆症で、自力で生活できず、13歳の長女、11歳と7歳の息子が3人いたが、子供の面倒をみることができなかった。村の共産党の幹部らは、張さんの1年分の労働で収穫した食糧を没収しただけでなく、妻と子供の生活を支える一家の畑まで没収した。仕方なく、張さんの妻と3人の子供はカビが生えた玄米を食べ、近所の援助に頼って生活した。

  張さんは長林子労働教養所でさまざまな拷問を受けた。警官は受刑者らに指図して、大きいサイズのスチール針(紡織用の10数センチほどの長針)を張さんの頭部、首、背中、胸部など全身に差し込み、差し込まれた針は度々抜き取れないこともあった。また、ナット(金属のもので機械などの組立に使用される部品)を毛糸で巻き付け、縄をつないで、強く振り回しながら張さんの頭部を打った。

  2006年8月29日の昼11時ごろ、自宅にいた張さんは、数人の私服警官に強制連行されて延寿県留置場に拘禁された。事情を知る人の話によれば、張さんを強制連行したのは、延寿県の公安局長・袁樹君、隊長・趙君などであったという。

  2007年3月31日、張さんは虎林県から家に帰る時にバスから降りた途端、警官に強制連行された。その後、不当判決を下され、大慶刑務所に入れられた。

  張さんは2009年5月、刑務所の迫害ですでに体が動かなくなり、自立生活ができなくなっていたという。

  2010年1月29日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/26/216971.html

明慧ネット:jp.minghui.org