■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/01/29/mh315286.html 



香港市民、神韻公演を妨害した中共に抗議(写真)

(明慧日本)香港での神韻公演が香港政府の妨害により中止になったことに対して、ここ数日間、香港各界で憤りの抗議が展開されている。今月25日、民衆は入国管理局ビルの前で抗議を行い、香港政府が中国共産党のコントロールを受けて、神韻の公演を妨害したことに対して強烈な不満を表した。

入国管理局ビルの前で抗議する香港市民

  神韻のチケットを買った数十人の観衆は午後、入国管理局の前で、香港政府が理不尽な理由をつけて神韻芸術団の団員のビザ申請を却下し、神韻公演を妨害したことに抗議した。抗議に来た人の中には海外から来ている神韻のファンもおり、その中にニューヨークから香港に飛んで来た李娟さんもいた。李さんは1月25日に香港に到着、神韻公演が中止になったことを知り、とても残念がった。李さんは、神韻は全世界で歓迎されており、自分もアメリカで鑑賞して素晴らしいと思ったので、大陸の親戚を香港に招いて、一緒に鑑賞しようと楽しみにしていたと話した。

  李さんは香港政府が神韻の公演を妨害したことに驚き、これは香港の恥だとして、「香港は民権を尊重し、自由を尊重し、信仰の自由を尊重すると思っていました。世界トップレベルの公演に、香港政府は許可を出すべきで、中共の圧力に屈して口実を作るのは間違っており、この事は香港の人々に恥をかかせました」と述べた。

人民入国管理局ビルの前で抗議する香港市民
人民入国管理局ビルの前で抗議する香港市民

  李さんは主催者側が香港政府に賠償を求めることを支持した。彼女は「航空券代と宿泊費用、時間及び金銭の各面に対してすべて弁償しなければなりません。同時にこんなに多くの香港人がチケットを買って、公演を楽しみにしていたのに、この損失はとても大きいと思います」と言った。

  昨年、台湾で神韻公演を鑑賞した香港前区議員で、民主党社区主任・周偉東氏は27日のチケットを4枚購入し、家族や親戚と鑑賞する予定だった。周氏は「神韻の公演は伝統的な文化の再現であり、人に善を教えています。私は台湾で鑑賞して、とても感動しました。香港政府は間違っています」と述べた。香港政府が神韻の公演を阻むことは理不尽で「大陸の中国共産党のコントロールによるもので、香港が返還された後、政府はますます大陸化している気がします。私達香港人の自由、法治はますます悪くなるばかりで、とても悲しく思います」と述べた。周氏は「入国管理局が神韻芸術団の団員のビザ申請を拒否することは、中国共産党の共犯者の役を演じていることです」と述べた。

  家族、親戚や商売の仲間のために30数枚のチケットを購入した阿虹さんは、「香港政府は恥知らずなことをしました。中国共産党の言いなりになって、公演を鑑賞する権利を剥奪しています」と厳しく非難した。「全世界から喝采を得ている素晴らしい公演を、世界でただ中国共産党だけが反対しており、香港での公演を拒んだことは、中国共産党のコントロールを受けていることを証明しています。芸術の公演まで中国共産党に屈しなければならないとは、一国二制度がすでになくなり、香港の法治に自由がないことを明らかにしています。当局は今回のことに対して必ず説明する必要があります」と述べ、チケットを購入した民衆は香港政府の醜い真の姿をはっきり見分ける必要があると強調した。

  陳奥さんは友人のために20数枚のチケットを購入した。友人はイギリス、タイ、中国本土から来るので、友人にどのように説明すれば良いか分からないという。「香港政府は中国共産党に屈服して、市民の心を傷つけており、香港人を騙しています。タイの身内はすでに27日の航空券を買っています。鑑賞ができない理由を伝えたら驚きました。しかし27日には香港に来て、政府に理由を尋ねるつもりです」と述べた。

  2010年1月29日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/1/27/217022.html

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