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黒竜江省の多くの法輪功修煉者が強制連行され、北京で迫害される(写真)

(明慧日本)黒竜江省伊春市に在住する法輪功修煉者・関素明さん(女性)は、北京へ陳情に訪れた際、警官に強制連行され5カ月が経った。留置場を転々とさせられ、現在、北京朝陽区留置場に拘禁されている。家族は未だに関さんと面会できていない。

関素明さん

  関さんは2009年9月5日、法輪功修煉者の宇洪涛さん、叶梁軍さんの3人で北京市内にいたところを警官に強制連行された。同時に、持っていたパソコンと現金を没収され、3人は北京豊台留置場に収容された。

  3人の家族は何度もはるばる北京を訪れて面会を申請したが、留置場はあらゆる口実をつけて面会を拒否した。警官は「本人が転向に応じないかぎり、会わせることはできない」と話したという。

  以下は、明慧ネットが掲載した、地方の法輪功修煉者が北京で受けた迫害の実例。

 湖北省武漢市の法輪功修煉者・鄭小奇さんは2009年12月13日、北京市内で強制連行された。情報によると、鄭さんは出国のため北京に到着したとき、法輪功を修煉しているという理由で警官らに拘束され、3日後に地元に送り返された。現在、武漢市の洗脳班で拘禁され迫害を受けている。

  天津市の法輪功修煉者・王長玉さんは2009年12月4日、母親に会うため北京に向かった。電車の車内で法輪功が迫害されている真相を乗客に伝えていたとき、鉄道警察官に拘束された。彼らは王さん宅に行って侵入し、王さんの自宅にあった法輪功の関連書籍を没収した。

  大連市の法輪功修煉者・劉愛華さん(60歳女性)は2009年10月6日、北京で強制連行された。情報によると、劉さんの地元の警察は、劉さん宅にあったパソコン、印刷機などの私有財産を没収したという。

  山東省の法輪功修煉者・張瑞峰さん(60歳代女性)は2009年10月1日ごろ、北京で拘束された後、2年の労働教養処分を科され、遼寧にある馬三家女子労働教養所で迫害されている。

  貴州省の法輪功修煉者・段周晶さん(23歳女性)は大学を卒業し、北京にある会社に就職した。段さんは法輪功を修煉しているという理由で2009年10月1日、警官に強制連行されたが、両親は娘が連行されたことは知らなかったようだ。両親は後になって娘が勤めている会社を訪ねたとき、娘が連行された事実を知った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年2月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/1/31/217316.html

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