いかに、内に向って探すかを認識する
文/中国の大法弟子
(明慧日本)私は2009年8月から大法の修煉を始めました。しかし、よく出来ていないところがまだ結構残っており、多くの人心も取り除かれていません。私は毎日、法の勉強に励んでおり、煉功や発正念もきちんとして、法輪功の真相資料も配ったりしています。よく修煉できるようにもっと精進しようと心から願っていますが、難関に出遭うと、しっかりとした対処ができず、法からの啓示も得られません。
多くの古い同修が、「問題に出遭ったら、内に向って探せばよい」、「法に基づいて考えるべき」、「正念を持つべき」とよく言いますが、私の耳に入っても心に留めず、その時点で、内に向って探す方法も分からず、その上、多くの人心も抱えており、どの執着心を探せばよいのかも分かりませんでした。
しかし、先日、家である出来事が起きました。それがきっかけで、初めて内へ向かっての探し方が分かり、しかも、初めて大法の神秘さを体験しました。
私の4歳の子供が数日前から発熱し、最初は師父が身体を浄化してくださっていると考えていました。子供は、自分は師父の子供弟子であると言い張り、「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と念じていました。私は法輪功を学んでから、子供がどんなことに出遭っても、師父が守ってくださっていると話しました。
発熱した初日は気にも留めず、師父が見守ってくださっているので、いずれ良くなってくるだろうと思っていました。しかし、2日目になっても熱は下がらず、夜になると、さらに高熱となり、それを見て私は正念を失い、常人の方法で、子供に解熱剤を飲ませてしまいました。それでも、熱は一向に下がらず、何かおかしく思い始めました。
数日前、師父が子供の身体を浄化してくださった時は、わずか2、3日で終わりましたので、なぜ今回は違うのでしょう。翌日、私は同修の家を訪ね、これについて交流しました。同修は、大法弟子の子供のこのような状態はおかしいと言い、きっと妨害されており、正念を発して、それを取り除くべきだと教えてくれました。
帰宅後、私は自分の修煉状態を調整し、師父が『洪吟 二』(師徒の恩)の中で「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」とおっしゃったことを思い出しました。私は師父のご加護を求めて、邪悪な要素をすべて取り除こうと正念を発しました。
しかし、それでも、子供の病状は良くならず、夜になってもそんなに高熱は出なかったのですが、翌日になると、咳をし始めました。朝の6時から午後の2時頃まで、絶えず咳をしていました。私はまだ治っていないと思い、内に向けて執着心を探し始めました。
すると、熱が出た初日の夜の出来事を思い出しました。子供が尿を漏らして敷き布団とパジャマを濡らしたので、私は非常に頭に来て怒りました。この怒りは善とは言えません。これを見つけ出した後、私は旧勢力に妨害をさせないように、師父のご加護を求めてから発正念し、取り除きました。発正念をして10分後、効き目がすぐ出てきました。子供の咳が以前よりかなり和らげられ、もう大丈夫だと安心しました。内に向かって的確に執着を探し出したので、大法が奇跡を現しました。子供は2日後に正常に戻りました。
このことを通して、私は内に向かって探す重要性を深く認識しました。私のような新しい修煉者で、比較的まだ多くの人心を持っている同修が内に向って探せるように願っています。法に基づいて認識出来なければ、対処の仕方も分からず、難関に出遭った時、正しく処理できません。
内に向って探す時、すべての執着心を探し出すのではなく、難関が指すべき人心を探し出す必要があります。難関はその執着心を取り除くためにあったのだと思います。
皆さんもこの探す方法を試してみてはいかがでしょうか。
これは、私が修煉してから初めて、うちに向って探した体験です。不適切なところがあれば、指摘してください。
2010年2月3日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/2/217418.html)
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