安徽省:法輪功修煉者の裁判、大量の警察と装甲車が厳重に包囲
(明慧日本)安徽省六安市寿県の裁判所は2010年1月15日午前、法輪功を修煉している李天景さんに対する裁判を開廷するため、門前で30台のパトカー、消防車、装甲車を集め、数百人の警官を動員した。
同日、裁判所の付近では9時間にわたり、国家保安大隊、公安、警官、私服警官が巡回し、また、傍聴にきた李さんの家族10人に対し身体検査を行った。しかし、裁判所には100人以上の役人が傍聴席を占拠し、席は埋め尽くされていた。
裁判所は李さんに対する裁判を開廷したが、偽の証拠をもとにしていたため、李さんは法輪功の無実を弁護して反論した。弁護士は法規に違反しておらず、有罪の根拠がないと強調し、法輪功の無実と李さんの無罪の弁護をした。裁判所の傍聴人はその場の正義に圧倒され、法輪功の真相に耳を傾けていた。しかし、弁護士が主張を述べている時、徐家才裁判長は途中で中断させ、最後には、李さんの答弁まで許さず、11時40分に早々に閉廷を宣告した。
李さんは2009年7月18日、六安市の警官に強制連行された後、断食で拘禁などに抗議した。寿県公安局は病院の独房で李さんに灌食を強制したり、毒物を注射したりし、9月30日に李さんを寿県留置場に入れた。李さんの家族は何度も釈放と面会を求めたが、県の公安局と留置場は「李はまだ法輪功を堅守している」と、家族を追い払い相手にしなかったという。
2010年2月3日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/18/216461.html)
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