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スウェーデン国会議員、中共による神韻公演妨害を非難(写真)

(明慧日本)香港当局が中国共産党(以下「中共」とする)の圧力により神韻芸術団の重要な技術スタッフ6人にビザを発給しなかったため、香港2010年1月の神韻公演の上演はキャンセルを余儀なくされた。同じような事件が2008年にも起きていた。神韻芸術団がスウェーデンで上演される際、中共大使館がスウェーデンの関連文化部門に対して、スウェーデンでの神韻公演を阻止するように求める電話があったといわれている。今回中共による香港での妨害行為について、神韻公演を鑑賞したことのあるスウェーデンの国会議員Cecilia Wigstrom氏と同国会議員のAndreas Norlen氏は、記者の取材に応じて中共による妨害行為を非難すると同時に、香港の民衆は香港の自由と民主主義のために戦うべきだと語った。

 香港での神韻公演は余儀なくキャンセルされたことについて、Cecilia Wigstrom議員は「中国当局は再び人々が自由に伝統的な公演を鑑賞する権利を奪いました。これは見事な公演で、中国の方ならぜひ観てほしい公演です」と語った。

国会議員・Cecilia Wigstrom氏

 Andreas Norlen議員は「中国政府が今回神韻公演の上演を妨害しましたが、次回は必ず他の会社的活動を妨害するでしょう。」と今の香港の現状を不安に思っている。さらに、

国会議員・Andreas Norlen氏

 Cecilia Wigstrom議員は、「この事件は香港の言論の自由の問題に関わっています。香港の民衆がこれまでに勇気を持って自己の権益のために戦ってきました。その正当な権益を求めて戦う姿勢を続けてほしいと思います。海外にいる私たちも香港の人々を支持していることを知ってほしい」と話した。

 2008年スウェーデン神韻公演における中共による妨害の経緯

 2008年3月24日から27日まで、神韻公演はスウェーデン首都ストックホルム(Stockholm)とLinkoping市で上演された。その前の1月25日、駐スウェーデンの中国大使館がスウェーデンの文化部門に対して、神韻公演を阻止するように求める電話がかけられた。スウェーデンの関係者が中国大使館の行為に対して非難した。ストックホルム市の副市長が中共の外交官の行為が「あまりにもひどい」と非難し、中共に対して謝罪を要求した。その後、各メディアもこの事件を報道した。中共による内政干渉への不満がスウェーデンの全国に広まった。

 神韻公演を支持する声が2008年2月22日に急に上った。与党連盟の4党からの国会議員7人は「言論の自由を支持するため、stgta Ln県出身の与党議員全員が神韻公演を鑑賞します」と声明を発表した。まもなく、神韻公演のチケットが完売した。

 2010年2月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/1/217382.html

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