■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/02/04/mh052240.html 



カナダ前アジア大洋州局長「香港は中共に操られている」

(明慧日本)カナダ前アジア太平洋局長のデービッド・キルガー氏は2010年1月24日、神韻芸術団スタッフに対する香港政府のビザ発行拒否について語った。

  キルガー氏は、この一件は香港政府が中共に操られていることを如実に物語っているという。「香港の住民にとって、とても悲しい1日でした。皆さんご存知のように、香港人は人としての基本的価値観、法治、民主を尊重します。ビザ発行拒否の決定をみれば、香港が北京政権に操られていることが分かります」

  キルガー氏は、このようなことは香港に大きな影響を与えるだろうと認識している。

  「投資家はなぜ人の尊厳や法治のないところに投資するのか。私は何度も香港に行き、香港政府関係者とも話したことがありますが、このことを聞いた世界各地の人の反響と同じように、それらの香港政府関係者も、このような決定には落胆するでしょう。中国共産党は中国伝統文化(神韻の公演)を香港人に見せたくないのだということは皆知っています」

  キルガー氏と家族は毎年神韻の公演を鑑賞しており、高く評価している。「神韻から伝わってくる歴史、文化、舞踊、衣装などは中国の歴史の中で最も重要な部分です。政権を握っている中共の官僚たちは、人々に本当の中国の文化、歴史を忘れさせ、天安門の国旗掲揚式を中国の文化だと認識させています」

  2008年の北京オリンピックのときの口パクを例に挙げて、「香港人には注意してほしい。小さい女の子がオリンピック開幕式で歌うのに、可愛くないからといって、中国の官僚たちは女の子の声だけを利用して、別人をステージに立たせました。中国共産党は、これが中国の文化だと言いましたが、私は明らかに詐欺行為だと思います」

  「中国共産党は権力だけをほしがり、いかなる原則にも従わないのです。中共は、伝統的な中国の伝統文化を人に見せたくなく、歴史や価値観を抹殺しています。見せたいものはただ中共テレビ局の宣伝だけなのです」

  キルガー氏は、中共による法輪功修煉者からの臓器狩りの独立調査員として、デービット・マタス氏と共同で『血まみれの臓器狩り』を発表した。「法輪功の価値観は真・善・忍で、これは中国人の真の理念であり、現在の中国人にもこういった理念を伝承してほしいという。「中共の体制は長く続かず、民主制度がそれに取って代わるでしょう」

  「神韻の衣装、文化、舞踊、歌は中国数千年の歴史を伝えました。しかし、中共は人々に中国の文化、歴史を忘れさせようとしています」

 同日、オタワの観客たちは中国領事館に行き、香港政府が中共政府に迎合し、神韻公演を妨害することを強く非難した。

  2010年2月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/27/217019.html

明慧ネット:jp.minghui.org