電力局職員の法輪功修煉者が迫害され死亡
(明慧日本)吉林省遼源市の法輪功修煉者・劉端勝さん(男性)は迫害され、2010年1月3日、年老いた両親と未成年の子供を残して46歳で死亡した。
劉さんは遼源市電力局に勤務していた。1999年11月1日、劉さんは北京に行って法輪功の真相を伝えたため、電力局の公安課によって北京から遼源まで連行され、留置場に送られ、同市の白泉労働教養所で1年3カ月の労働教養を強いられた。
勤務先は共産党の圧力で、劉さんの公職を除名し給料を止めて、妻と離婚させた。白泉労働教養所では、劉さんに修煉を放棄させるため、警官は何度もスタンガンで劉さんを電気ショックを与え、暗い明りのない、狭くて低く、人が中で横たわることもできず、立ち上がれない小さな鉄格子の中に何度も劉さんを閉じ込めた。
2003年4月、劉さんは連行され(2回目)、3年の労働教養を強いられ、長春市の朝陽溝労働教養所に拘禁された。この間、劉さんはさらに非人道的な拷問を受け、何度も電気ショックを与えられた。また寒い日に、服を全て脱がされ、池の中に立たされ、さらに体にホースで水をかけられた。動くことも許されず、動いたら殴られ、毎回数時間も水をかけられていた。
これらの非人道的な迫害は劉さんの体に大きな損傷を与え、劉さんは深刻な肺結核を患い、2005年1月に一時出所になった。
2006年4月23日、劉さんはまた市国保支隊に連行され、市の留置場で拘禁された。劉さんは留置場で何度も吐血した。留置場は7月28日の夜、保証人を立てた劉さんを家に帰らせた。市国保支隊の警官・高玉升、欒玉芹と他の男性の警官は相前後して何度も劉さんの家まできて嫌がらせをして、劉さんを監視し、人身の自由を厳しく制限した。
2006年12月4日の晩、数人の警官がまた劉さんの家に行き、「体の回復状況を見る」という口実で、いくつかの質問があるとして、当日夜5時10分に劉さんを連行した。夜8時に高と名乗る警官が劉さんの両親に電話をかけて、数日後に家に帰らせると言った。
翌日、劉さんと他の8人の法輪功修煉者は不当判決を下された。9人の法輪功修煉者は判決を承認せず、遼源市高等裁判所に上訴したが、2007年1月24日に最終裁定を下された。
2007年1月26日昼ごろ、5人の男性法輪功修煉者は吉林省の石嶺刑務所に連行され、1月29日には、4人の女性法輪功修煉者が長春の黒嘴子女性刑務所に連行された。
劉さんは肺結核と胸積水病状が現れ、呂春雲さんは心臓病が発症したため、刑務所は入所を拒否した。しかし警官はまだ釈保せず、2人は依然として遼源市留置場に拘禁された。最後に家族の強い要求の下で、劉さんは刑務所外の服役になった。
刑務所外の服役の時、警官は何度も家に行って嫌がらせをして、人を配置して入り口で監視した。公職を剥奪されたため、給料が支給されず、劉さんの生活は困難になり、体は回復することなく、2010年1月3日に死亡した。
2010年2月4日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/1/217363.html)
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