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歓喜心と顕示心を取り除く


文/中国の大法弟子

(明慧日本)歓喜心と顕示心は必ず取り除かなければならない執着心です。以前、私はこれらの執着心が私に深く染み付いていることに気づきませんでした。しかし、最近発生した二つの出来事で私の歓喜心と顕示心が暴露されました。私は、これらの執着心を取り除く時が来たと思いました。

 一つは、12月25日夜、私は自分が第6回大陸大法弟子法会のために投稿した文章が明慧ネットに掲載されていることを見つけ、喜びながらすぐ、同じ修煉者である夫に知らせ、自分ももう一度細かく読んでみました。後に、その喜びを抱いて「明慧週刊」の印刷を始めた際、印刷の途中で紙がはさまれてしまいました。

 以前印刷する時はいつも順調だったので、私はすぐ自分の歓喜心によって起こったものだと気づきました。私はプリンタに向かって心から「私の間違いだ。私の心が純正にならなかったので、私達の空間場も不純になり、君も損をもらったのだ。必ず私自身をよく修める」と言いました。プリンタに挟まれた紙を取り出して、再度印刷を始めると、すべてが正常に戻りました。

 神聖なことをやる時、大法弟子は純正な心を持たなければなりません。さもなければ、問題が現れます。

 もう一つは、ある日、私は修煉者・甲さんの家から修煉者乙さんの家に行こうとした時、甲さんから乙さんは私が自分の家に来ることをとても楽しみにしていると聞かされました。私が乙さんの家に行くたびに、彼女はいつも「気軽に来てください」と言ってくれました。

 乙さんの家に着いた時、彼女はちょうど電話中でしたので、私は彼女に「電話をしていいよ。私は客室で待ちます」と言いました。数分間待っても彼女はまだ電話中でした。仕方なく私は小冊子を取り出して見ていました。40分くらい待っても彼女は興味深々の様子で電話をしていました。私は彼女が私の存在を忘れたのでないかと思いました。

 しかし、甲さんから聞かされた話を思い出して、潜在意識の中で自分は学法も良くでき、悟りも良いので、修煉者たちに歓迎されているという心が潜んでいるのではないか?乙さんの異常な行動は、私の顕示心を取り除くための現われではないのだろうかと悟りました。

 自分の不純な人心を気づかせてくれた師父の教えに感謝し、他の修煉者の助けに感謝します。師父は「顕示心にさらに歓喜心が加わると、魔の心に最も利用されやすいのです」と教えてくださいました。(『精進要旨』「定説」)

 2010年2月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/2/217374.html

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