日本明慧
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病気の治った女性が迫害され死亡、息子は強制収容される(写真) (明慧日本)河北省の周文芳さん(女性)は法輪功を修煉する前に、高血圧病、手足の痺れ、胃病などの病気を抱えていた。法輪功を学び始めてから2カ月後、それらの病状がなくなった。しかし、法輪功修煉者に対する中共の迫害を受け、周さんは危篤に陥った。息子との面会は労働教養所に拒絶され、2009年に周さんはこの世を去った。
2007年冬、周さんの息子が買い物に行った際、自転車のかごの中に法輪功のDVDが入っているという理由で、警官らに強制連行された。警官は周さんに、お金を支払わなければ息子を留置場に送ると脅迫し、2000元(日本円およそ26000円)をゆすり取った。 2008年北京オリンピック開幕前、中共幹部たちは周さんの住居に侵入し、家族全員に対し、保証を書かせると脅迫した。中共幹部の李同欣が100万元(日本円およそ1300万円)の公金を横領した汚職問題について周さんの夫が言及すると、李同欣は横暴になり、7月13日、周さんたちの戸籍謄本と身分証明証を没収し、強制連行しようとした。周さんの家族全員はやむをえず家から離れるしかなかった。周さんは肉体的にも精神的にも大きなダメージを受け、田んぼを耕すことができなくなった。 オリンピック開幕直前、中共幹部たちは周さんの自宅付近で24時間の厳重な監視を行っていた。さらに、周さんの家族に対して、家に戻ったら安全を保障すると約束したが、周さんが戻ってくると、田んぼにあった収穫前のトウモロコシ、肥料、種まき機などの耕作工具が全て盗まれていた。周さんは警察に通報したが無視された。さらに、中共幹部たちは約束を破り、8月7日夜に周さんの息子の李さんをめった打ちにし、強制連行した。その後、家宅捜査を行い、『明慧週刊』などの資料を没収し、周さん夫婦と末息子を強制連行した。二日後、周さん夫婦は拘留所に、末息子は洗脳班に拘禁された。その後、周さんは病状が悪化したため、拘留所から釈放された。しかし、中共幹部たちは毎日のように周さんを監視し、たとえ田んぼへ行く時でも、そして家の電話も盗聴した。 周さんは、息子の李さんが労働教養所で電撃ショックなどの処罰を受けて、1年3ヶ月の不当判決になったと李同欣から聞かされた後、さらに病状が悪化した。周さんは保定労働教養所に息子の面会を求めたが、拒否された。 周さんは迫害による精神的ダメージが大きく、体も極度に弱った。病院で検査を受け、糖尿病、脈異常、拡張刑心筋証、高血圧などが再発したことが発覚したが、治療しても効果がなかった。この時、周さんはまた労働教養所に息子の面会を求めたが、再び拒絶され、この世を去るまで息子に会うことができなかった。中共幹部らは、会いたいならば「1万元(日本円およそ13万円)を払え」と要求したという。 李さんの父親は弁護士と控訴した。しかし開廷直前、裁判所から法輪功修煉者の案件は受け付けないと口頭の回答を受けた。この時、初めて弁護士から、息子が1年3ヶ月の刑罰を受けたことを聞いた。11月7日の刑期満了時、李さんの父親は息子を迎えに行こうとしたが、労働教養所から李さんの刑期が2カ月延長したと電話で通告された。原因は知らされていない。そして2010年1月7日の刑期満了時、父親が迎えに行ったがさらに20日間延長され、李さんの身柄は派出所に移されたという。 2010年2月8日 (中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/1/20/216596.html) (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/2/2/114317.html) |
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