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吉林省の法輪功修煉者が迫害され死亡

(明慧日本)吉林省の法輪功修煉者・王殿仁さん(50代男性)は2005年2月5日、通化市の警官に強制連行され拷問を受けた。

 その結果、王さんの体には打撲、電気ショックによる傷、凍傷、やけどなどが見られたという。その後、王さんは長流留置場に入れられ、再び警官らの殴打を受けた。2005年8月9日、王さんは吉林省の刑務所に送られ、6日後には迫害され死に至った。

 王さんは2001年に2年の労働教養を強いられた。そして、通化市西山労働教養所で何カ月も苦しめられた。

 刑期満了の後、王さんは家に戻っても、警官らに家財を没収されたり、強制連行されたり、嫌がらせをされたりなどの脅迫があったため、王さん一家は正常な生活を送れず、仕方がなく、王さんは家から離れるしかなかったという。

 2005年2月5日、王さんは家に帰る途中、ずっと王さんを監視していた李傑ら数人の警官に殴られた。その後、警官らはでっち上げの罪名で王さんを派出所まで強制連行した。

 警官らは王さんの性器をスタンガンで電撃したため、王さんは正常の排尿ができなくなった。

 さらに、警官らは王さんの服を脱がせ、外(東北で一番寒い時期)で立たせ、沸騰したお湯を王さんの頭から足までかけた。警官らは責任を逃れるため、秘密裏に206病院に送ったという。

 警官らは王さんの傷が治らないまま、長流留置場に送った。留置場で警官らは何度も王さんを殴打した。ある時、王さんは「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)」と言っただけで、警官・劉健に蹴られ、脾臓の機能を失い、その場で気を失ったという。

 王さんは長流留置場に半年間拘禁された。その後、通化市の裁判所は王さんに対して3年6カ月の実刑判決を不当に言い渡した。

 この裁判は王さんの親族に通知されることなく、秘密裏に開廷されたという。2005年8月8日から、王さんは不当判決に抗議し、何日も断食した。2005年8月9日、王さんは吉林省の刑務所に送られ、6日後の8月15日に迫害され、死亡した。

 親族たちは王さんの訃報を聞いた後、刑務所まで駆けつけた。王さんの遺体は血まみれで傷だらけだった。

 刑務所の医者は「王さんは刑務所に入った時、大した病気がなかった」と言った。王さんの遺体を解剖しても、ただ胃に食べ物が少し残っているぐらいで、異常な病状はなかったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年2月12日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/1/23/216734.html

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