遼寧省の警察、家族に通知せず法輪功修煉者を留置場に拘禁
(明慧日本)遼寧省凌海市の公安局は国家保安局大隊と結託して数台のパトカーを出動し、2009年12月26日、法輪功修煉者・斉廣発さんの家を囲んだ。警官らは斉さんを凌海市公安局に強制連行した後、凌海市留置場に拘禁した。
当日の夜10時、凌海市の公安局と国家保安大隊の警官は、斉さんの自宅の壁を登り越え、庭に侵入した。そして台所の窓を割り、部屋に侵入した。
当時、斉さんと80歳の母親が家にいて、母親は体がマヒしてベッドに寝込んでいたが、窓ガラスが割れた音を聞き、息子に抱き就いた。警官らは何も言わずに斉さんをベッドから地面に引っ張り下ろした。
斉さんの母親は泣きながら、「私の息子を殴らないで」と叫んだ。ある警官は「おまえが死んでも息子を連れていく」と言った。警官に家をめちゃくちゃにされ、私物を没収されたうえ、斉さんは凌海市の公安局に連行された。
その後、斉さんの家族は斉さんの行方を探すため、いろいろなところに尋ねて、やっと凌海市公安局が関係していることが分かった。しかし、公安局の警備員には、国家保安大隊に行くよう言われた。
家族は国家保安大隊に行き、「なぜ私の家族を逮捕するのか? 彼は何の罪を犯したのか?」と聞いた。国家保安大隊の関係者は「上から逮捕命令があったから、私たちは逮捕しに行った」と答えた。そして「今ここにはいない。探すなら留置場へ行け」と家族に言った。
国家保安大隊は家族に通知もせず、斉さんを凌海市留置場に拘禁していたという。
2010年2月12日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/1/16/216358.html)
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