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グループで学法し、全体で向上する(二)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)A同修の夫(73歳男性)は、1999年7.20前に大法の修煉を始めましたが、中共が法輪功への迫害を始めてから、彼は修煉を放棄しました。株に関心を寄せ、テレビを見て、サプリメントや治療用機械を買うなどしてまったく常人のようになりました。彼は「私は『真・善・忍』だけを覚えればいい」と言いました。A同修も数回にわたって彼に法を学ぶように、大法との縁がすれ違わないように、後悔しないようにと勧めましたが、彼は全然聞き入れませんでした。

 学法グループは、この事情を知った後、彼に「あなたも大法と縁のある人で、天上から常人社会に降りてきたので、あなたの衆生はあなたの帰りを待ち望んでいます。あなたは『真・善・忍』を覚えるだけでは、常人の中の良い人にしかなれません。大法の修煉者は大法に同化すべきで、後悔しないようにしてください」と伝えました。その後、彼は2週間近く学法グループで法を学びました。彼に声明(彼は以前、大法に申し訳ないことをしたことがある)を書くよう勧めましたが、彼はかえって、「私を追い詰めるなら、私は学法しない」と言い出しました。彼はその後、本当に学法グループに参加しなくなりましたが、A同修との間の問題を解決した後、再び学法グループに参加するようになりました。

 このことから、私たち学法グループは「修煉を離れた同修に対して、彼らのために法の上から彼らの問題点を探し出し、自分の使命を認識させ、善意を持って勧めたほうがいいが、無理強いは禁物」だと認識しました。

 B同修:心を動じず真相を伝える

 B同修(69歳女性)はいつも、心を正して法を学び、自分を律し、「三つのこと」をよく行い、常に自分の内に向けて探しています。大法を修煉することに反対だった娘と婿は大法に対する態度が変わり、よい家庭の修煉環境を作りました。B同修は、恐怖心を修めて人々に直接大法の真相を伝え、真相DVDを配り、衆生を救うことをよく行っています。

 B同修が住む地域に警備室が七つあります。3年来、60人の警備員がそこに勤めていました。B同修は警備室を通るたびに警備員たちに挨拶をしました、彼らは縁がある人で、彼らを救いたいとB同修はこの神聖な一念を持ちました。そして、B同修は暇なとき、警備室に行き、おしゃべりをして、大法の真相を伝え、「三退」を勧めました。真相資料や『九評共産党』も渡しました。たまに彼らを自宅に招き、『神韻』、『予言と人生』のDVDを見せました。

 真相を知った警備員は『九評共産党』と『神韻』DVDをもらい、家族にも見せました。60人の警備員は数人を除いて、みんな大法の真相がわかるようになりました。警備隊の隊長は、このことを知った後、B同修を警察に通報しようとしましたが、B同修は「私は善い人間で、人を救っているため、誰も私を売ることはできない」と考え、同時に、「自分の恐怖心を取り除く時期だ」と認識しました。

 B同修はいつも、師父の説法の「皆さんは私本人に会えないのですが、実は修煉さえすれば、私はあなたの身近にいます。修煉さえすれば、私はあなたに最後まで責任を持つことができ、しかも私は時々刻々皆さんを見守っています」(『米国法会での説法』「ニューヨークでの説法」)と『洪吟(二)』の「何を恐れる」をよく暗誦しています。外出する前には、「私は巨大な神で、師父の弟子です。誰も私を動かすことはできません」と強大な正念を発しています。

 ふだん、B同修が外出するとき、かばんの中に必ず真相小冊子と『神韻』のDVDを入れ、チャンスがあれば、直接に真相を伝え、「三退」を勧め、ともに真相資料を手渡します。B同修の善の心と慈悲が世人の邪悪な要素を解体し、ほとんどの人は、真相資料を受け取り、感謝の意を表しました。

 B同修の近くに、60歳ぐらいの佛教の居士が引越してきました。彼女は20数年も佛教を修め、ほかの気功も学びました。B同修は彼女に大法の真相を伝えました。大法の真相を知った彼女は「以前、学んだことは無駄なことでした。法輪功は『正法正道』です」と言いました。彼女はすぐに法輪功を学びたい、ふるさとに帰って人を救いたいと言い出しました。

 彼女の親は高級幹部で、ふるさとの佛教界に比較的高い威信があります。彼女はふるさとの教徒たちに大法を広めたいと決意して、彼らを救い、彼らに良い未来を選択するチャンスを与えたいという気持ちがありました。B同修は彼女のために、学法グループでの学法をしばらくやめ、彼女と一緒に師父の説法ビデオと煉功ビデオを見ました。1カ月ぐらいかかりました。その後、彼女を学法グループに連れて行き、同修と切磋や交流しました。また、彼女のふるさとでの大法を広めるため、B同修は法輪功の関連書籍や大法の真相資料などを用意しました。これはただ彼女に対する責任ではなく、多くの衆生のためにすべきことだとB同修は認識しています。

 師父は「実は大法弟子の生活はすでに修煉と一環一環、緊密につながって溶け合っているため、自分を緩めてしまったことは、すなわち修煉を緩めたことになります」(『二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法』)とおっしゃいました。

 ですから、私たち修煉者は、この千金、万金に値する最後の時期に、修煉を緩めてはいけません。師父について最後の修煉の道をしっかり歩み、円満成就できるように努力しましょう。

 2010年2月14日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/2/6/217652.html

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