撫順市:法輪功修煉者が迫害され死亡
(明慧日本)遼寧省撫順市の順城区葛布街在住の法輪功修煉者・程元龍(男性)さんは労働教養所で迫害を受けた後、本渓刑務所に入れられ、虐待されて危篤状態に陥り、釈放されて半年後の2008年3月7日に55歳で死亡した。
程さんは2000年に親族から法輪功の素晴らしさを知り、法輪功の修煉を始めた。2001年10月、法輪功の真相を多くの人に伝えるため、真相資料を貼っている時、警官に強制連行された。2001年11月、現地の公安局に拘束されている間、警官に蹴られて内臓に損傷を受けた。半年後には快復できたが、その後、労働教養を強要された。
程さんは撫順市の呉家堡労働教養所に拘禁されている間、数回独房(鉄筋を溶接した鉄製のかごで一人しか入れないもの)に監禁・殴打された。2001年12月、程さんは独房に入れられ、警官に両手を手錠で天井の横の棒にはめられて、座ることもできないし、昼夜をとわず連続して立たされ、両足が酷く腫れあがり、靴を履くこともできなくなった。
2002年4月16日、程さんは再び独房に監禁された。今度は両手を手錠でドアに1週間も続けて吊るされた。他の法輪功修煉者たちの断食抗議でようやく解除された。
程さんは迫害に抗議するため、囚人服を着ない、労働教養所のルール45条の暗記をしない、いわゆる訓練の参加を拒絶した。自分に対する不当な労働教養を提訴した。
程さんは江沢民集団が法輪功への迫害を暴露する書面書類を数回書いたという。
2002年11月、裁判所は何の証拠もないまま秘密裏に開廷して、程さんに6年の判決を言い渡し、遼寧省の本渓刑務所に送り込んだ。
数年にわたって、残酷な迫害を受けた程さんは、体が極度に弱り、立つことすらできなくなった。そのため、家族が数回保証人を立てて、治療するため一時出所を要求したが、刑務所側は数々の口実で拒絶した。
2007年8月20日、刑務所側は家族に事前の通知もせず、程さんを自宅に送り返してきた。しかし迫害されて体がきわめて深刻な状態の程さんは、食事ができなくなり、半年後に死亡したという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年2月19日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/2/19/218452.html)
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