内に向けて探し、私心を除き 表に出て全体を円融する
文/中国の大法弟子
(明慧日本)2005年の年末、5人の同修が新唐人テレビを受信する技術を模索して、受信に成功しました。年が明けて、どのように新唐人テレビを広めていくかに直面しました。私は小さい頃から内向的な性格で、同修や常人とあまり広く触れ合いたくなく、また恐怖心も私を妨害していました。学法を通して、私は自分の観念と執着が自分を保護する私心のため、 「真・善・忍」から離れていると悟りました。新唐人テレビは師父が法を正される進展を具体的に表しているので、大法弟子としては「師を助けて世間に行く」ことをしなければならないと思いました。その後、私たちの足跡は地元と他の地区の市町村まで至る所に及び、新唐人テレビは花のように広く咲きました。
新唐人テレビを広めていく間に、一つの出来事がありました。ある時期、順調に進んでいた私たちは、歓喜心と仕事としてやる心を起こしたため、邪悪に隙に乗じられました。ある協調人は私に協力してくれた同修がスパイだと伝え、同修たちは私たちを疑いました。ある日、私は同修と一緒に他の地区で新唐人テレビの受信機を取り付けるとき、他の空間からの妨害を感じ、両足が重くて歩きにくく、心身とも疲れ、心の中で「新唐人テレビの普及はどうしてこんなに難しいのでしょうか? あまり難し過ぎるのでやめようか」と思いました。そのとき、「これは自分を保護する私心です。師父の按排どおりやらないと、誰が喜ぶでしょうか」という正念が現れた後、両足のだるさがすぐなくなり、順調に新唐人の受信機を取り付ける事が出来ました。
2008年のオリンピックの前後、我が地区では100人以上の同修が中共の警察に連行され、この中には多くの地区の協調人も含まれていました。私は他の同修と一緒に内に向かって探し、全体ができていなかったことが原因だと考えました。自分が出て行って協調しようかと思いましたが、こんな厳しい環境の中で、重任を負うことができるのかと疑問視してあきらめました。今、振り返って見ると、当時は私心があって、全体の円融と衆生を救う事を考えていませんでした。
2009年5月、師父の苦心の按排の下で、私は全体の協調を熱心にする同修と交流しました。多くの同修は協調人になりたくなく、脇役になりたいと思っていますから、毎回の交流はテーマがなく効率が悪かったのです。私はこのよくない状況を指摘しましたが、自分は「自分の活動(携帯の真相メール)をしっかり行い、私の協力が必要であれば、積極的に参与します」と考えました。この考えは恐怖心と私心からのものだと分かっていますが、協調人という重任を負えないと感じました。
そのとき、師父の『二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法』が発表されました。グループ学法のとき、私は自分を保護する私心が硬い殻のように自分を包み、宇宙の 真・善・忍という特性から隔てていると悟りました。私は師父の説法を一句一句読むときに、師父の説法は大きなハンマーのように、私を包んでいる硬い殻を強く打ちました。1回、2回、3回と打たれた硬い殻は割れ目ができて落ち初め、私がその一段を読み終わると、私を40年包んでいた硬い殻が消え、すっきりと感じ、全体を協調することに参与したいという正念も現れました。
それから、私は師父の加護の下で、一歩一歩を進むとき、どのようにやるか、どの同修から協力してもらうか、何を交流するか、どのように活動を展開するかはっきりとわかりました。同修たちもよく協力してくれました。しばらくして、我が地区の全体が形成され、大法を実証する状況も著しくよくなりました。中共の10月1日の祝日のころ、同修たちは恐れず、行うべきことを行いました。結局、中共警察からの連行や嫌がらせはありませんでした。
そのあと、同修の誰かが連行されると、他の同修は皆積極的に情報を収集して明慧ネットに送り、近距離から強大な正念を発し、真相を伝えるシールを貼ったり、チラシを配ったり、電話をかけたりしました。このように、数カ月に起こった三つの連行事件は同修たちの全体の協調によって救出され、全体の協調の威力が表れ始めました。
振り返って見ると、私のように自分のことしか考えず、また人に傷つけられることを心配して自分の心を閉ざし、硬い殻に数十年包まれていた人間は、師父の慈悲な啓発がなければ、自分の心を開いて人と交流し、多くの同修と協力することができないと思います。
師父の恩は広くて巨大で、ことばで表すことができません。師父に感謝いたします。同修にも感謝いたします。合掌。
2010年2月22日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/28/217119.html)
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/2/9/114530.html)
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