■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/03/01/mh032430.html 



四川省遂寧市の法輪功修煉者が生前に受けた迫害(写真)

(明慧日本)法輪功が中国共産党に迫害され始めてから10年来、鄭方軍さんは労働教養を2回、留置場に4回拘禁され、数多くの拷問を受けた。2005年釈放された後、路頭に迷い、飢餓にあえぎ、日に照らされ雨に濡れて、体が極度に衰弱し、長期間食べることができず、長く続く咳や吐血により全身無力で呼吸困難になり、2009年7月21日の午前9時に死亡した。

鄭方軍さん

 鄭方軍さん(45歳男性)は、四川省遂寧市安居区の分水鎮油草溝の農民で、温厚でよく人を助ける人であった。2002年4月9日、鄭方軍さんは成都で駅派出所の警官に連行され、ピ県留置場に送り込まれて暴力と拷問を受けた。その後、2年の労働教養を言い渡されて悪名高い綿陽新華労働教養所で、毎日、肉体的精神的な虐待を受けて地獄のような生活をした。

  六大隊の二中隊で、当時の副中隊長・付衛東は他の受刑者に指示して鄭さんをきつく縛って地面に倒し、痰を鄭方軍さんの顔に吐いて脚で踏みつけさせた。当時の中隊長・董海波、副中隊長・付衛東、警官・李長坤3人が同時に殴打し、又スタンガン3本で電池が切れるまで電撃した。食事の時間を除いて鄭さんは毎日夜12時まで、壁に向けて立たされた。鄭さんは人がたくさん集まった大会で「法輪功は素晴らしい!」と大声で叫ぶなどして迫害に抗議したため労働教養期間を6カ月間追加された。

  2005年7月のある日の夜9時頃、分水総合治安弁公室の厳昌全、呂長林、政法委員会の警官、東禅派出所の汪××など7、8人が村の書記の案内で鄭さんの家に押し入って鄭さんを連行した。鄭さんは途中脱走し、それから家に帰ることができなくなり4年間各地を放浪した。

  2008年1月1日夜、鄭さんは一時帰宅し、翌朝に又家を離れた。鄭さんの家は監視されていた為、このことを分水派出所が知り、数日後に鄭さんの父親を遂寧永興留置場に連行し、家族に5千元を出せば釈放すると言った。家族はお金がなく出すことができなかったが、最後に鄭さんの父親は正念で留置場から自宅に帰ることができた。

 鄭さんは2000年から家財を5回没収された。家にあるタンスや衣装箱は壊され、法輪功の関連書籍、DVD、ラジカセなどを強奪された。

  2010年3月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/26/218823.html

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