■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/03/04/mh063722.html 



安徽省:刑期を終えた法輪功修煉者が随意に延期される

(明慧日本)安徽省合肥市に在住の張蘭萍さん(57歳女性)は2008年5月8日、法輪功の真相を伝えたとして、現地の「610弁公室」の責任者により強制連行された。その後すぐ、派出所の警官らは無断で張さんの家に進入した。張さんは最初、現地の留置場に送られ、すぐに安徽省女子労働教養所へ移送された。家族には知らされなかったという。

 教養所で、「真・善・忍」に基づく法輪功の教えを堅持し続けた張さんは、警官にベッドに半月ほど縛り続けられていた。そして、張さんが法輪功を放棄しないことを理由に、同室の受刑者全員に昼寝を取り消すという連座制を用いて、法輪功への恨みを煽ったという。「転向」しない張さんは、その後、24時間受刑者に監視され、家族からの仕送りも没収され、毎月、日常用品を買うにも10元までに制限された。

 張さんは断食して迫害に抗議した。5日目になると、警官に野蛮なやり方で灌食され痛めつけられた。家族が幾度なく面会を求めたが、教養所側に拒否され続けた。

  2009年11月8日、1年半の刑期を終えた張さんを家族が迎えに行くと、「2カ月延期になった」と刑務所側に告げられた。家族に「延期した法律の根拠はどこにあるのか」と指摘されると、「根拠はない。安徽省のどこに行ってもこのやり方だ。意見があるなら、訴えても構わない」という返事だった。

  2カ月後、家族が再び教養所へ迎えに行くと、「今度は45日間の延期」と、また教養所側に告げられた。家族が安徽省労働教養管理局に尋ねると、「法輪功を放棄しないからだ」という返答だった。45日後、家族は朝から夜まで1日を掛けて当局と交渉し、やっと張さんを迎えることができたという。

  1999年、法輪功が中国共産党により迫害されて以来、張さん夫婦は何度も強制連行されたり、拘禁されたり、労働教養処分を科せられた。夫・紀広傑さんが法輪功を修煉したという理由で、2003年、強制連行され、7年の実刑を言い渡された。2008年6月、長年にわたって受けた迫害により脳溢血を発症し、意識を失い、失禁し、左目も失明した。刑務所は責任を逃れるため、紀さんを帰したという。

  2010年3月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/2/219105.html

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