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黒龍江省:七台河市の警察は弁護士の弁護を妨害

(明慧日本)黒龍江省・七台河市の警察と検察は、罪を犯していない法輪功修煉者・姜波涛さんを起訴した。姜さんの奥さんは、弁護士に弁護を依頼したが、国家保安隊長の陳挙は、弁護士と姜さんとの接見を拒否し、弁護を妨害している。弁護士は陳の違法行為を裁判所に提訴しようとしている。

 2009年9月22日午後、「610弁公室」の役人、七台河市の警官10数人は、当地の法輪功修煉者6人及びパソコン販売店主・雑貨店主を強制連行した。その後、国内外の法輪功修煉者の努力により、パソコン販売店の張秀蓮さん姉妹、法輪功修煉者の李鳳波さん(李さんは迫害により肺癌末期)の3人が釈放された。

 目下、北京から来た人権弁護士は姜さんの弁護を引き受けている。弁護士は11月23日、法律の手順に従い、新興警察の国家安全大隊長の丁義会に会い、姜さんの弁護を引き受けたことを伝え、姜さんとの接見を求めた。丁は驚きを隠さずに言った「法輪功修煉者のために弁護をする弁護士に会ったことない。どうすればよいのか分からない」といったという。弁護士はまず警官同席で姜さんに会わせることだというと、丁は弁護士に午後2時に姜さんに会わせると約束した。

 弁護士が午後2時に警察を訪ねると、丁が言うには陳に確認したところ、「会わせてはならない。理由は姜さんの案件は調査中だから」という。しかし、法律によれば、拘束された被疑者は24時間後に弁護士との接見ができる。弁護士法によれば、拘束された被疑者との接見は拘束されてからすぐできると規定されている。弁護士は丁に「警察が接見させないのは違法行為である」と問いただした。丁は「ではあなたが陳を起訴すれば」と言い返された。弁護士は現在、陳を提訴する準備しているという。

  法輪功修煉者の李新春さん・郭其中さん・関淑雪さん・劉雲栄さんの4人は未だに留置場に拘禁されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年3月5日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/12/5/213860.html

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