日本明慧
■印刷版   

遼寧省:15人の法輪功修煉者が連行された

(明慧日本)遼寧省・丹東東港市で2009年12月21日の夜から22日の朝にかけて、15人の法輪功修煉者が連行される事件が発生した。

 610弁公室、公安局(国家保安大隊)直接の指示のもとで、21日の夜、多くの派出所から100人余りが出動した。21日20時前後、鄒積令さんを連行し、さらに家にあった現金、私物とパソコンを没収した。

 22日朝6時20分前後、孫永勤さんがドアを開けた瞬間、警官らが入り込み、孫永勤さんを無理やり車に押し入れた。周りにいた人は、唖然として見るばかりだった。

 同じく22日朝6時前後、警官らが張偉さんの家に突入した。張偉さんの夫・孫鳳昌さんは、張偉さんがいないと言った。警官らが家を荒らし、二つのドアが壊された。孫鳳昌さんが警官らの止めようとしたが、逆に警官が孫鳳昌さんの服を脱がせ、殴打し、ズボンだけになった孫鳳昌さんをパトカーに押し入れた。孫鳳昌さんは何日間も殴られ、動くことすら出来なくなった。

 22日朝6時前後、薦桂玲さんが連行されたが、あまりにショックを受けたので心臓病が起こった。

 22日朝6時前後、王春華さんの夫(修煉してない)が退勤して家に帰り、家のドアを開けた瞬間、数人の警官が突然飛び出して王春華さんを連行した。もう1人、家に来たばかりの張さんも連行された。今、張さんは既に釈放された。

 22日朝6時前後、約20人の警官が4時間待ち伏せをして、劉淑芳さんとその夫を連行した。警官の行為にショックを受け、劉淑芳さんは心臓病が起こり、病院に搬送された。

 22日朝、王麗春さんが子供を学校に送ろうとして家を出たとたん、警官6人が家に突入した。王麗春さんは連行され、警官3人が家に残り、家宅捜査をした。原因は、王麗春さんの母、69歳になる江志秋さんが4年の判決を言い渡され、王麗春さんが冤罪を訴えたため、今回の事件が起こった。

 22日朝6時前後、劉延俊さんがマンションから落ちた時、突然数人の警官に取り押さえられた。劉延俊さんは、突然心臓病が起こったが、それを無視してパトカーに乗せた。今は釈放された。

 22日の朝に連行された法輪功修煉者はほかに于淑新さん(すでに釈放された)、王復華さん、邵軍さんと蒋曉麗さん(2年間の労働教養を言い渡された)がいる。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年3月5日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/2/12/217974.html

■関連文章
遼寧省義県:劉成さんは3回労働教養を強いられ、様々な拷問を受ける
法輪功修煉者の母と兄が受けた迫害
遼寧省朝陽市:労働教養所は9人の法輪功修煉者を酷使
陝西省:弁護依頼しても妨害され、絶望した高齢の母親がショックで倒れた
上海金山区の法輪功修煉者の迫害事例
河北省の法輪功修煉者が労働教養を強いられる
法輪功修煉者の父、息子の無罪を主張したため危うく迫害の対象に
天津市:大学の元助教授が再び労働教養処分に
3度にわたって労働教養所で収容された法輪功修煉者が受けた迫害
家族への通知もなく、法輪功修煉者が労働教養所に拘禁される