■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/03/06/mh083421.html 



大陸の観光客:私達は無事で安全になった

文/中国の大法弟子

(明慧日本)ヨーロッパのある観光地に、バスで大陸の観光客が来ました。脱党サービスセンターの人はまず挨拶をしてから、真相資料を配りましたが、観光客は目も合わせず、手も出さず、真相資料を受け取る勇気がありませんでした。来る前にすでに「予防注射」を打たれたに違いありません。

 脱党サービスセンターの人は観光客に「天は中国共産党を滅しています」 「三退をして安全を守りましょう」と声をかけました。ある観光客は「私は党員ではないので、関係ない」と言いました。ボランティアの人は「三退は、党員だけではなく少年隊、青年団も含まれています」と答えました。観光客は「私達はすべて歳をとったので、とっくに脱退になっている」と言います。ボランティアの人は「規定年齢を超えて退隊、退団になったのは無効です。皆さんは拳を上げて誓ったではありませんか。今は厳粛に脱退声明を出さなければいけません」と答えました。

 ある観光客は「脱退すると、国に帰って知られたら危ないよ」と言いました。ボランティアの人は「それらの情況を考えて、偽名で脱退しても有効です」と答えました。その人は「では私は脱退します」と言いました。すると横にいる人も「私も脱退します」と言い、間もなく10数人が脱退しました。ボランティアの人が記入しているときに、皆がもう1人の仲間を呼んで、一斉にその人に向かって「私達は全員脱退したよ。あなただけが残っているから早く脱退しなさい」と促しました。その人がぼんやりしていると、仲間達は「国から出ることは難しく、こんな機会に会うことも容易なことではないので、急がないと、何を考えているの」と催促しました。

 ボランティアの人は「皆さん落ち着いて下さい。彼が自分の本心で脱退しないといけません」 周りの人はまた催促しました。「出てきているのに、何を考えているの。脱退しないことは馬鹿なことだよ」というと、その人はどうしたらよいかが分からぬ様子でした。ボランティアの人は、「本心で中国共産党から離脱する気持ちがあれば、偽名でもよろしいです。私があなたの名前を一つ決めましょう。『春運』はどうですか。寅年の春に、脱党したあなたに良い運が開けるかも知れません」と言いました。それに対して周りの人は良い名前ですねと盛り上がりましたが、その人は口を開きませんでした。ボランティアの人は、「脱党は自分の事ですので、自分が明確に表明しないと、名前だけでは神仏の保護を得られません」と言いました。

 皆は「私達はすでに無事になりました。あなたも無事になって欲しいのです。もうすぐ乗車しなければなりません。どこで脱退しても同じですが、ここで脱退したほうが安心できるのではありませんか」と言いました。その人は「私は党員ではありません」 皆は焦って「あなたは入隊、入団したでしょう。すべて共産党の組織で、あれらと一緒になって、共産党が滅びるときに一緒に駄目になったらどうしますか。皆さんの勧めを聞いて下さい」と言いました。その人は「では私も脱退します」と言いました。

 「法輪功のお姉さんはとても優しくて、良い人ですね。早くお礼を言わないと」と、脱退した人達は初めてボランティアの人にお礼を言って感謝の気持ちを表しました。その後お互いに顔を見ながら笑顔で「私達は皆無事になりましたね!」と嬉しそうでした。

  2010年3月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/28/219001.html

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