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13年の懲役を下された医師は生死不明

(明慧日本)2010年旧正月を前にして、孟玉華さんの祖母、母、子供と親戚達はタクシーに乗って300キロ以上を走り、遼寧省女子刑務所に駆けつけ、孟玉華さんと一度顔を合わせる要求を刑務所に提出したが、新任した課長に断わられた。

「まもなくお正月なので、私達はただ孟玉華を一目見たいだけで、会話しなくてもいいです。どうしても無理なら、マイクを通して孟玉華の声を聞くだけでも良いです」と家族らは泣きながら要求し続けた。しかし、あの課長はどうしても許さなかった。孟さんの母は刑務所所長のほうに行ったが、警備員に「所長はこういうことには干渉しない。お前たちがどこに訴えても恐れない。中央政府に訴えても怖くない」と断わられた。

家族は刑務所管理局へ訴えに行った。「法輪功のことは我々には干渉できない。どんなに訴えられても我々には干渉する権利がない。すべて610弁公室がやっている」と管理局の関係者に言われた。家族は仕方なく、がっかりして家に戻った。

遼寧省康平県法輪功修煉者・孟玉華さんは善良かつ親孝行で、姑との関係も良い医者であった。2001年、法輪功の横断幕を掲げたために孟さんは強制連行され、4年の判決を下された。2002年に迫害されて命の危険に晒されたため釈放された。しかし、しばらくして健康になった孟さんはまた当局に強制連行され、瀋陽市大東区裁判所に13年の懲役を下され、遼寧省女子刑務所に入れられた。

判決を下された孟さんは年に1回しか家族と面会できない。2009年8月24日、孟さんの父母は刑務所から一本の電話が受けた。「孟さんが重病に陥り、すぐ見に来て」という知らせであった。父母は刑務所に行って窓のガラス越しに孟さんのやつれた姿を見た。刑務所の警官は「孟さんは罪を認めない(信条を放棄しない)ため、命の危険に晒されても釈放できない。しかも、刑務所側はただで彼女に食事させることはできず、無理であっても労働させなければならない」と言った。

2009年10月以来、家族はずっと孟さんと面会できない。刑務所に電話をかけて訪ねると、「間違い電話」と答えられたり、電話に出なかったりしている。2010年旧正月の前に、家族が刑務所に行っても孟さんと会えなかった。孟さんは現在生死不明となっている。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

2010年3月11日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/3/11/219591.html

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